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一番に声が掛かる存在であり続けること

毎年この時期になるとFBでその年を振り返りをやっていたんだけど、年々「FBで読むには長いそしてプライベートすぎる」振り返りを書きたいお年頃だからあえてワンクッション挟んでnoteにしてみた。

実はかれこれnote歴4年になるのだけど、ちゃんと自分のことを書きたい、noteだけ独立運用するだけじゃなくFBとかTwitterを繋げて既に私のことを知ってくれてる人にも読んでもらいたい、と思うようになったのは今年になってから。

人の相談はどんとこいなのに、自分の内側を晒け出すのはどうしても苦手で。でも、特に3月末のやつは12月になっても未だに「あのnoteよかった」と言ってもらえるから勇気を出してよかったんだと思う。

今年は仕事もプライベートも本当に色々なものに携わらせてもらった。去年半年まるっとお暇で生産活動が抜け落ちていた反動と、コロナで外遊びの時間が減って時間ができたことと両方あるかもしれない。VIVA☆活動宮(蟹座)

ネタは山ほどあるけどあえて振り返るのは2つ、社内の組織活性化PJとゼミの現役生との実践型PJについて。なんかプロジェクトばっかりやってんな私。

業務は進む、されど新しきは生まれず

2020年を振り返るとき、避けられないのはコロナとテレワーク。

もともと私のチームは全てオンライン打ち合わせだったから出社していようが完全テレワークだろうが仕事の進め方自体は変わらなかった。業務インフラはOffice365全般(Outlookのメールとスケジュール、Teams)とSlack、Notionといういかにもベンチャーぽいやつ。社内のITリテラシーが全体的に高いので、捗るかを別にすればどこにいても問題なく業務は進む。

でも、テレワーク期間が延びるにつれて経営側の課題感として「通常業務は進むけど新しいものが生まれるコミュニケーションが足りない」が湧いてきたらしい。確かに振り返ってみると、夏前後の私は顧客対応が一通りできるようになってオペレーションで回していた気がする。案件多く抱えて家で一人で黙々と仕事してると新しいものに取り組む余裕とか他チームとの連携とか、時間がかかるけど優先順位が高いものが後回しになりがち。本当によくない。

そこで7月に全社横断PJとして発足したのが組織活性化PJである。

うちの会社にはもともと全社横断PJというものがいくつかあって、ざっくり【会社をよくするためのPJを事業部関係なく現場主導で動かす】というもの。中途入社した当時は「ただでさえ忙しいのに現場からの立候補でメンバーが集まるってすごい会社だよなあ」と思っていたのにすっかり慣れてしまった。目の前の業務もあったし既に別の全社PJに所属していたけど、そこはダブルコアと特テ×3同時履修の根性発揮(レベル感が同じ学部の人しか伝わらない)、とりあえず手を挙げてみることに。

このPJに入った理由は2つあって、1つは純粋にイベントごとに関わりたかったのと、もう1つはカスタマーサクセスとして支援しているお客さんの立場を体験してみたかったこと。
※注:うちの会社は大きく3セクション、①広告事業②HR事業③管理部門

半年やってみた感想、うん、やっぱり組織改善って深いし難しいわ。押忍。

私たちの頑張りはどこに繋がるの?

PJが発足してすぐの夏あたりは全社共通出社日にオフラインで何か仕掛けようという話で、社員紹介インタビューとかお誕生日祝いとかとりあえず鉄板どころの企画を試してみた。コロナは秋になっても全然落ち着いてくれず、数回やるうちに出社日も形だけにしまったので、オンライン配信に切り替えて人を集めたりしていた。企画も一通り馴染んできて振り返りをしていた頃、メンバーからぽろっと出てきた一言がこちら。

「効果測定どうする?てかそもそも目的なんだったっけ?」

人事と共同で進めていたこちらの組織活性化PJ、蓋を開けてみれば私と人事以外はみんな新卒入社。対年齢比で目的思考強めなイケてる人たちなので頭をスリッパで叩かれて目が覚めた気分だった。もはや清々しい。ぱこーん。

体験して初めて分かることの多さよ

PJのその後は紆余曲折を経て良い方向に進んでいる(というか改めて背景から課題設定をし直したので各自持ち帰り中)ので割愛するとして、この件で得られたのは「お客さんはこんな大変なことやってんのか」という気づき。

もちろん頭で分かってはいたけど、いざ体験してみると解像度が段違いに上がって、カスタマーサクセスする中でしっかり自分ゴトとしてお客さんへ語れるようになった。だからこそ前よりも伝わっている手応えがある。たのしい。

一周回って、自分で体験することの大事さに戻ってきた。

魚を渡すんじゃなく釣り方を教える

で、それと同時進行で関わらせてもらってたのがゼミの後輩現役生たちとの実践型PJ。特テのコンサル実践とか先輩たちがやってたコラボと同じようなやつ。そもそもは現役生側の「コロナでオンライン授業だしOBOGさんと関わりないし何か実践的なことやりたいです」という話から始まり、某先輩に声をかけてもらったのがきっかけ。

ゼミの先輩が富山でビールを作っている(めっちゃ美味しいから富山行った時はぜひ飲んでみてほしい)ので、その先輩に対して戦略立案プレゼンをやろうと。前半1.5ヶ月は講義とケーススタディ、後半1.5ヶ月は実際のプレゼン準備。私は自分のチームを持たずに運営オペレーションとちょろっと講師程度なのだけど、先輩たちの学生への接し方やFBを側で勉強させてもらった。

特に印象に残っていたのはメンターや講師の先輩たちが答えじゃなく考え方を教えていたところ。学生側からは答えを求める質問も多かったけど、その時の答えがどうして導かれたのかが分からないと再現性ないもんね。それを見た後私もリーダー宛ににそう接してみたけどまあ思った通り行かなくて先輩の根気を尊敬した。

あとは審査員の先輩や先生が違う立場からFB返してるのが面白かった。審査員が①事業主②教授③広告代理店営業の3人だからこそあえて”そういうコメント”をしてるのもあるけど、普段意識している方向性が違うからこそ同じものを見ても捉え方と解釈が違う。そう思ったら人との接し方変わりそうだなと。

最終プレゼン後、先生に「私は普段マーケティングと違う畑にいるから勉強できて楽しかった」という話をしたら「HRだって採用は社外マーケ、組織改善は社内マーケじゃない?」と言われた。それはそう。そうなんだけど。そんなこと言ったら全部マーケティングじゃんか。ここで5年前に堂々巡りを繰り返した「マーケティングとは何か」に引き戻されると思ってなかった、、、恋愛マーケター()の先輩元気かな、、、

何かあった時に一番に声を掛けたくなる存在

今回のタイトル。PJいろいろを経て私が大切にしたいこと。

学生時代は卒業進学とか部活サークルで何かしら強制的に新しいコミュニティができて周りの人間関係に変化が生まれていたけれど、社会人になると異動や転勤があるとはいえそういうのは劇的に減るし疎遠になることの方が多いだろうから、いつまでも「とりあえずふかわに声かけてみるか」と思ってもらえる存在でありたくて。

プライベートなら「来週●●と飲むんだけど来ない?」だし、仕事なら「●●の案件やってみない?」だし、内容は大きくても小さくても何でも良いんだけど。特にここ1年半くらいは先述のPJの話も含めこの【お誘い】で良さげな匂いのする方へ連れてきてもらったから、誘われるパフォーマンスを出し続ける、誘われたらまず乗ってみるの心持ちはずっと継続したい。信頼と実績のふかわ、みたいな。

ただ、相手の期待に応えることと自分がやりたいこと/できることのバランスはなかなか難しくて、現職のカジュアル面談の時に言われた「誰かの期待に答え続けることも良いけどきっといつかしんどくなるから自分がどうしたいかにきちんと向き合った方が良いよ」は私の永遠の課題。余裕がなくなってくると自分を疎かにする癖があるから、そこはもうちょっと上手に折り合いをつけたいところ。実は今年「らしくでいいんだよ」「自分を大切にしなね」はかなり言われた。どこかで無理してたのかもしれない。

というわけで2020年は

まさにこれでした。原本は2019年のリクルートワークス研究所のレポート、面白いから読んでみてね。

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2019年に24年分の人生濃縮還元75%くらいの体感でもがいた分、2020年は蒔いた種が少しずつ芽をだしてる感覚があった。たのしかった。

でも、転職して、働き方が変わって、コミュニティが増えて、引っ越して、新しいことが多かったぶん力不足やもどかしさを感じることも多くて、もっとできることを増やしたくなった。まさに上の資料の通り【学びたい欲】が内側からぽこぽこ湧いてきた感じ。

もともと自己成長欲求よりも他者貢献欲求の方が強くて、学生時代就活をしていた時から圧倒的成長!をゴリゴリに出されるといつも何とも言えない気持ちになっていたんだけど、それがやっと腹落ちしたのがこの下半期。私のできることが増えれば、結果的に貢献できることも増えそうだな、だったら成長した方が良さそうだな、という。そういう意味だと今年一番変わったのは仕事観かもしれない。

2021年のテーマ:人の力を借りる、上手に頼る

この間とある先輩に言われた「自分への期待値高いんだねえ」が刺さっていて。きっと心のどこかで私はもっとできるはず!人に頼らず自分でやりたい!っていう気持ちがあるんだと思う。たぶん。

必要以上に相手のことを考えすぎない。一人で背負わず共犯にしちゃう。ポップにライトに軽々しくいきたい。

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2020年、お世話になりました。
人生は20代で決まるって言うけど、やっと折り返し、焦らずのんびり自分らしく。
2021年も素敵な年になりますように。

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