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2023 J2 第40節 大分トリニータ vs ブラウブリッツ秋田

後半戦下降気味の大分のホームに乗り込んでのアウェイゲーム。ホームで連敗してしまったため、悪い流れを断ち切りたい一戦のスタメンはこちら。

【大分】61分弓場→野村、71分鮎川→松尾、藤本→梅崎、78分渡邉→中川、長沢→伊佐
【秋田】45分飯尾→三上、68分齋藤→梶谷、畑→中村、85分青木→丹羽

序盤から大分にボールを握られた上、守備の的を作らせてもらえなかった秋田は6分に失点。大分のインサイドハーフやウイングをうまく捕まえることができなかった結果、中央の長沢に簡単にボールを入れられ、河野も競り勝てなかった。
大分が奇策を講じてきたわけではなかったと思うので、守備の的を作れず、コンパクトさを書いた故の失点は残念だった。
それでも、中盤で得たセットプレーから斎藤が同点弾。ここは強みを発揮できた部分だったので良かったし、セットプレーもいつもは逆サイドのファーを狙う形が多く、同サイドを活用したシーンはこれまであまり見たことがなかったので、パターンは増やしていきたいところ。

後半は、57分の畑のシュートが唯一の決定機で、逆に長沢や梅崎にビッグチャンスを献上する展開。
前半と同様にインサイドハーフの選手を捕まえられず、両サイドの深いところまで前進を許した結果、ファイナルサードでプレーを許す時間が長くなってしまった。それでも耐えていたが、後半アディショナルタイムに高田のシュートブロックが手に当たりPK。これを梅崎に沈まれて万事休す。大宮が負けたため、J2残留は決まったものの、終盤に来て手痛い3連敗となってしまった。

悪い試合ではなかったと思うが、秋田というチームスタイルの特性上、開始早々の失点はあってはならないので、そこは改善してほしい。加えて、大分の4-3-3に対する効果的な打ち手を打てなかったのは残念だった。

今シーズンも残すところ2試合で、次節はアウェイで岡山との対戦となる。まだ、プレーオフの可能性を残す相手に対し、どこまで徹底できるか。今シーズンも最後まで秋田スタイルの表現に期待したい。

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