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2024 J2 第6節 ベガルタ仙台 vs 徳島ヴォルティス

3試合無失点の仙台が、今季苦しむ徳島をホームに迎える。ここ2年は全て引き分けの相手から勝ち点3を奪えるか。スタメンはこちら。

【仙台】64分長澤→中島、オナイウ→相良、74分鎌田→松井、中山→エロン、83分郷家→菅原
【徳島】83分エウシーニョ→西野、永木→島川、中野→高田、85分坪井→渡

仙台は前線のメンバーを変更し、鎌田が今季初スタメン。また、先日加入した松井がベンチ入り。
徳島は大きくメンバーを変更し、柿谷、永木ら経験のある選手がスタメンとなった。

鎌田のミドルシュートがいきなりポストを叩いて始まった前半は、完全に仙台ペース。何度か永木を経由して剥がされたが、最後のところでしっかり防げたので、徳島の決定機はほぼなかった。逆に仙台は、相手のミスや、ロングスロー、カウンターなどからいくつもの決定機を迎えるも、徳島の体を張った守備を前にゴールを奪えない。
そうすると、後半は流れが一変。左SBの橋本のクロスや、中央からゴール前まで侵入を許し、失点してもおかしくないシーンが多数あったが、林を中心とした仙台守備陣も耐える。交代で入った相良や松井が良いシュートを放ったがゴールは割れず、3戦連続のスコアレスドローとなった。

かなり押し込まれた後半を無失点で切り抜けた点は非常に大きいが、数多のチャンスを決めきれなかった前半が全てか。郷家が1発仕留めていれば、チーム的にも本人的にも良かったがそれは次節以降へ持ち越し。ただ、なにかが悪いわけではないし、発展途上のチームなので、焦れずに続けて欲しい。特に、守備のバランスだけは崩してほしくないので、4月中は負けなければ引き分け先行でも良いぐらいの感覚で見た方が良いだろう。

次節は昇格のライバル横浜FCとのアウェイゲーム。守備の完成度の確認をしつつ、相手の隙を見ながら得点を奪えるか。愛媛、藤枝と続く3連戦の初戦となるため、勝ち点を拾って2試合に繋げたい。失点が少なく、負けないチームが最後は上にいると信じて、とにかく焦れずに我慢。

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