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2024 J2 第24節 徳島ヴォルティス vs ベガルタ仙台
中断前ラストゲームはアウェイでの徳島戦。勝ってプレーオフ圏内に留まることはできるか。スタメンはこちら。
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【仙台】46分實藤→知念、64分長澤→松下、梅木→エロン、80分小出→鎌田、83分中島→有田
徳島はGKを変更。スアレスがベンチ外で田中が今季初スタメン。また、夏の補強で浦和から加入した岩尾をスタメンで起用。
仙台も補強した2名を早速スタメンに起用。また、髙田が累積警告のため出場停止。監督は3バックと明言したものの、映像で見る限り、目に見えて3バックという形に見える時間は少なかったため、これまで通り4バック表記とした。
序盤から前に出ていく仙台に対し、徳島は永木、岩尾を中心に出口を探す。6分に柿谷のターンで剥がして、ブラウンノアがシュートまで持っていたシーンを皮切りに、徳島は仙台の背後のスペースをついていくことに成功。先制点こそセットプレーだったものの、實藤の奮闘がなければ0-2、0-3 になっていてもおかしくなかった。
その實藤が負傷で退いた後半からは、明確に4バックへ移行した仙台。ボールを持つ時間はあったが、決定機どころかチャンスメイクすらできずにいると、63分にエウシーニョに決められて0-2。以降、交代カードを切っていくも、1点も返せずに試合終了。前節に続き、かなり厳しい内容となった中四国アウェイ2連戦となった。
なかなか前に行くことができず、受けに回って先制される展開は昨年、一昨年を見ているようで辛くなる。監督は原点回帰を掲げていたが、本当に回帰できるか。昨日の試合でそれを示せていたのは、中島、松下、有田の3名くらいだったが、チームとしてもう一度戦えるのか、このまま落ちていくのか。誰も助けてはくれないので、今いる選手達が戦って答えを出すしかない。
昨年は、このような状況下で途中から加入した長澤や齋藤。さらには、あまり出番のなかった福森の活躍があり、踏ん張った。今年は、そのようなベテラン選手は多くないが、誰が引っ張っていくのか。昨年はなかった中断期間を有効に活用してほしいところ。
奇しくも、昨年と同じような状況で迎えるのが次節のホーム清水戦。同じ轍を踏まないために、首位から勝ち点3を奪って、再び上昇気流に乗りたい。
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