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2024 J2 第9節 大分トリニータ vs ブラウブリッツ秋田

過去対戦未勝利の大分の本拠地に乗り込んでの一戦。3連戦を気持ちよく締めることができるか。スタメンはこちら。

【大分】46分香川→松尾、64分保田→中川、76分渡邉→伊佐、有働→宇津元、85分弓場→ペレイラ
【秋田】31分岡崎→小柳、46分梶谷→畑、56分佐藤→大石、諸岡→栗本、85分小松→青木

大分はFW登録の有働が右SBで今季初スタメン。
秋田はCBをローテーションし、岡崎が3節以来のスタメン入り。

序盤から出足鋭く、大分を圧倒した秋田が4分に先制。佐藤のシュートのこぼれ球を佐藤が自ら叩き込むという、珍しいシーンで、大分DFの集中力のなさはどうしたのだろうか。
続いて10分には、藤原の顔面ブロックがハンドの判定となりPK獲得。厳しい判定だったが、その直前のCKで梶谷のシュートがバーを叩いており、得点は時間の問題だったかもしれない。このPKは、梶谷がきっちり仕留め、開始15分で2-0とこれ以上ない形のスタートを切った秋田だったが、31分に岡崎が負傷交代。さらに、38分には丹羽がこの日2枚目のイエローカードで退場。直後の39分に、中盤で崩され最後は渡邉に1点を返されると、試合は完全に大分ペースに。
後半は防戦一方だったのだが、4-4-1ないし、5-3-1のような形で耐える展開。大分も大分で、動きは鈍く決定機というシーンはほぼなかったが、宇津元が投入されると徐々に危険なエリアに侵入し始める。88分のペレイラの決定機を阻止すると、90分に圍のフィードを青木が流し込みまさかの3点目。その後、両チームにそれぞれ決定機が訪れるが、決めきれずに3-1で試合は終了。敵地で嬉しい対大分初勝利を飾り、3連戦を締めることに成功した。

大分の出足の鈍さ、ボール回しの脅威のなさに救われたが、10人で耐えて最後に1発刺せたのは秋田らしさが発揮できたから。それでも、こういう展開になった時こそ、ボール保持で自分たちの時間を作れないと厳しいことは明白。この試合は仕方なかったが、ほぼ相手にボールを渡しているも同然のようなシーンも散見されたが、応援してる側としてはなるべく見たくないシーン。より、上位に食い込んでいくためにも、「自分たちの時間を作る手立て」は見出しておきたいと思われさた試合だった。

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