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2024 J2 第25節 ベガルタ仙台 vs 清水エスパルス

再開初戦の相手は首位の清水。満員のホームで、最高のリスタートを切ることができるか。スタメンはこちら。

【仙台】46分有田→相良、73分エロン→梅木、82分松井→工藤、中島→オナイウ、90分實藤→小出
【清水】65分カルリーニョス→矢島、73分ルーカス・ブラガ→西原、北川→アブドゥル アジズ ヤクブ、82分乾→ドウグラス タンキ、吉田→高木

仙台は有田が今季初先発。DFラインでは小出に変わり實藤がスタメン入り。前線はエロンと郷家の組み合わせとなり、中島が左サイドに入った。
清水は宇野が移籍後初スタメン。また、住吉が復帰。

試合は序盤から仙台が清水に襲いかかり、4分で先制に成功。有田が裏をとったところを、實藤が見逃さず清水陣内に侵入。真瀬のクロスはクリアされるが、松井が回収し、エロンが繋いで中島が落としたわけだが、前への姿勢や、セカンドボールの回収など、すべてのシーンで相手を上回る素晴らしいゴールだった。
直後にもCKからチャンスを得るが、追加点とはならずにいると、徐々に清水がボールを持ち始める。郷家のタックルなどで、試合が止まるシーンもあり、1-0のまま試合を進めていたが、38分に一瞬のスキを突かれて失点。直後にも北川に決定機を与えてしまうもここは耐えて前半を1-1で終える。

後半は有田に変えて相良を投入した仙台。前半同様、強度高く入ると、ハイプレスから攻撃。失っても回収して2次攻撃を成功させるシーンが出てきて、54分に長澤が勝ち越しゴール。その後は、失点してもおかしくないシーンがあったものの、耐えて2-1で試合終了。満員のユアスタで、これ以上ない形で首位撃破を達成した。

2連敗して中断に入ったことを思えば、「復活」という表現がもっとも当てはまるような試合で、昨年とは違うところを見せてくれた。
横浜FCとの対戦はまだ残しているものの、上位3チームに対し1敗というのは、そう簡単なことではない。力があることは明白なので、あとは相手に合わせず、今日のような試合を何試合披露できるか。前半戦のように、下位相手にお付き合いして接戦をしているようだと、どこかで行き詰まった時に勝ち点を落としていきそうなので、来週、再来週で3-0、4-0の試合ができるか。そのためにFW陣のゴールは必須なので、エロン、梅木に1ゴールづつ生まれると、先行きは明るい。

中位に位置する千葉、いわきとの試合が山場になりつつも、その前後の水戸、鹿児島、群馬は確実に「3」を取らなければならない。
ここからの試合は毎試合が決勝戦となるが、緊張感のある週末を送れそうなことに感謝。

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