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2023 J2 第33節 ベガルタ仙台 vs ヴァンフォーレ甲府

2連勝の仙台が、5試合勝ちなしの甲府をホームに迎える。直近の対戦では仙台が3戦3勝。好相性を生かし、今季初の3連勝といきたい一戦のスタメンはこちら。

仙台はエヴェルトンが出場停止明けで、スタメン復帰以外は前節から変更なし。
甲府は前節から5人を入れ替え、夏に加入した松田、中村、クリスティアーノらがスタメンとなった。

序盤のロングボール合戦が終わると、ボールを握ったのは仙台だった。甲府の重心が低く、自動的に押し込めたという側面もあったが、出足は鋭くショートカウンターを発動できるシーンも。ただ、決定機は作れずという展開で悪くない前半だった。

後半は、47分に甲府のカウンターをくらい、三平にあわやというシーンを作られるも、林がセーブ。流れがいきかけそうなところで、芝がめくれていることを良いことに一旦プレーを切るあたりはさすが。
その後は、両サイドの松崎や齋藤を使って甲府ゴールに迫るも、なかなかこじ開けられずスコアレスドロー決着。3連勝の壁を越えることはできなかった。

3連勝とはならなかったものの、一時期の状態と比較すれば雲泥の差。このような試合で3点、4点取って完封できたら監督解任もされていないだろうし、粛々と受け止めるしかない。
とは言いつつも、どんどん一つ上との勝ち点差は開いており、残り9試合で8差はかなり厳しいところ。順位は気になるものの、この感じだと勝ち点55〜60の10位〜13位でのフィニッシュが妥当。残り試合のモチベーションとしては、来年堀監督、今スタメンのメンバーの8割は残ると信じて、「前の試合よりも良くなっているのか」、「なにか積み上がっているか」の確認ではないか。
あと、個人的に気になっているのは伊藤体制の時に勝ち点を積んだハイプレスはまだ生きているのか。気温が下がってくるこれからの時期に向いているスタイルなので、その辺りはチェックしておきたいところ。

次節はアウェイで7位岡山と対戦。ようやくプレーオフが見えてきたようで、そう簡単にはいかない相手。昨年は0-3で完敗した相手に雪辱を果たしたいところ。

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