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2023 J2 第17節 大宮アルディージャ vs ベガルタ仙台

2連勝中の仙台が、最下位に転落した大宮のホームに乗り込む。大宮は監督解任があり、原崎コーチが就任。伊藤監督も元大宮と、なにかとつながる一戦のスタメンはこちら。

ビジター買えなかった族となってしまったため、ホームメインSAで大人しく観戦。

メインスタンドに来ると見やすい

また、敵の庭なのでなんとも言えないですが、ホーム自由ガラガラでビジターこれだけはちょっとないですね。


試合は序盤から仙台ペース。ハイプレスとビルドアップで大宮を圧倒し、チーム状態の良さが伺えるが、連戦の疲労からか、細かいところのパスミスなども目立つ。15分を過ぎると、一度大宮に試合の主導権を渡すも、再度奪い返し先制点は32分に郷家。
ピッチの横幅を使ったサイドからの攻撃で見事な先制点を奪い、前半は1点リードで折り返す。

後半は打って変わって大宮ペース。大宮がビルドアップの枚数を変えてきたこともあり、ハイプレスをことごとく剥がされる。
さらに、プレスの掛け方がいまいちな許熔埈を投入したことで、中島の負担が増えてバランスが崩れると、より大宮ペースに。それでも、耐えていたし、70分のカウンターから得た決定機を許熔埈が仕留めていれば勝ち点3だっただろうが、そうはいかず88分に失点。この前にも山崎に決定的なシーンを提供していたので、失点は時間の問題だった。
試合はこのまま終了し、3連戦ラストはアウェイで勝ち点1を得る結果となった。

後半の戦い方に疑問は残るが、連戦でメンバーをいじらない上、今日の天候では無理もない。
跳ね返すのがやっとという感じで、ビルドアップどころじゃなかったという印象だった。結果、ほぼ大宮のターンとなり、センターハーフの小島、大山が自由にボールを触れると、前線にも繋がり始め、アンジェロッティ→泉澤という図式を完成させてしまった。

それでも3連戦を2勝1分は上出来だし、チームの完成度は上がっているので、千葉、東京V、磐田と続く難敵シリーズでどこまで勝ち点を積めるかだろう。その準備はできているはずなので、まずはしっかりリカバリーしてほしい。ホーム勝利、アウェイ引き分けで、前半戦ラストの山口は勝ち、3勝1分の勝ち点10を積み上げることができたら素晴らしいと思います。

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