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2024 J2 第26節 水戸ホーリーホック vs ベガルタ仙台

首位を撃破した後に対戦するのは、前節長崎を破った水戸。長崎に黒星をつけた同士の対戦のスタメンはこちら。

【水戸】55分甲田→齋藤、草野→中島、65分野瀬→安藤、81分櫻井→長井、新井→落合
【仙台】46分有田→相良、71分エロン→工藤、78分長澤→松下、中島→梅木、89分郷家→小出

両チームスタメンは大方予想通り。

序盤、仙台が細かく繋いで1回、ロングボールで1回、相手陣内に侵入するも決定機とはならない。その後は両チーム、ハイプレス、ミドルプレス、ボール保持の睨み合いが続くが、給水タイム明けに水戸に決定機が2つ訪れる。どちらもカウンターでピンチを招くが、ここを林のセーブで乗り切ると、前半は0-0で終了。

後半、予定通り有田から相良にメンバー変更をすると、その相良が一仕事。
その後はCKの連続でチャンスを得るも、得点を奪えずにいると真瀬が退場し劣勢に。工藤が右SBを務めると、途中からは3バックにして左CBに松下を投入するなどスクランブル状態。また、松井がイエローをもらい、次節出場停止のおまけもついてきたが、終盤の水戸の攻撃をしっかりシャットアウトし1-0での完封勝利となった。

ボール保持の際のビルドアップが、かなりスムーズになってきている点が好印象。守備の時も、ハイプレス、ミドルプレスをしっかり使い分けているし、エロンがそこを体現できているのは頼もしい。次節もしっかり勝ち点3を取り、千葉、いわきとの中位陣2連戦に入りたい。
次節は真瀬と松井が不在になるが、どうなるか。特に、サイドバックは怪我人続出のポジションのため、本職でない選手が務める可能性が高い。シーズン終盤で、このような状況はまた訪れるので、普段出番のない選手の奮起に期待したい。

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