2024 J2 第9節 藤枝MYFC vs ベガルタ仙台
前節今季初黒星を喫した仙台が、昨年大逆転負けに終わった藤枝に乗り込む。バックスタンドが完成した新スタジアムで勝ち点3を持ち帰ることができるか。スタメンはこちら。
藤枝がGKが内山から北村に。大曽根は古巣戦で今季初スタメン。
仙台はメンバーを元に戻した形。
現地観戦試合。
藤枝のボール保持に対して有効的なプレスをかけられない仙台だったが、自分たちのボール保持の際にはそれなりに力を発揮し、相手陣地に押し込む。バイタルエリアまで侵入することはできたが、24分に失点。ミスが重なると失点するのは当然なのだが、数的優位なのにボールを奪えない。空いたスペースのカバーに入れないという、どこか去年を彷彿とさせる失点シーンだったのが残念な点。終盤に長澤のパスから決定機を迎えるも、ゴールとはならず前半は1点ビハインドで終える。
後半は長澤や工藤が前に出たことで、勢いを持って入り、セットプレーを連続して獲得できた中、中山が同点弾。その後は、相手ビルドアップのミスや、フィードのミスもあり、仙台の時間が続いたが逆転弾は奪えない。75分の相良のシュートか、それで得たCKの菅田のヘディングシュートが決まっていればという試合となってしまい、1-1のドロー決着となった。
とにもかくにも長澤という試合で、ボールを引き出し、はたき、フリーランで前に顔を出しとMVP級の出来。数試合前から、長澤いないとまずいチームになってきていると感じる部分があったが、それがこの試合で確信になった。それはそれで良いとして、彼が出れない時でもそれに変わるなにかを持った選手がしっかり力と結果を出せれば良いのだが、現状はどうか。
また、他のポジションだとSB。髙田、石尾がフル稼働の中、このままいけるのだろうか。真瀬が負傷から復帰したと報道もあったが、今後どこで絡んでくるか。
今日交代で入った選手たちも、結果を出したとは言えない。この辺りの選手層も今後の戦いの鍵になってくるし、結果が出なければ容赦なく補強される世界なので、4月〜6月での戦いに期待。
次節からは、かなり厳しい3連戦が待っているが、まずはダービー。今年は、例年より気合が入る戦いとなるので、ホーム、ユアスタで確実に勝利を。
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