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2024 J2 第30節 ファジアーノ岡山 vs ブラウブリッツ秋田

下降気味の秋田が岡山に乗り込む。過去対戦で、シティライトスタジアムでは負けなしという相性の良さを活かして、浮上のキッカケを掴むことはできるか。スタメンはこちら。

【岡山】46分木村→神谷、52分一美→ルカオ、62分末吉→高橋、74分田部井→田中、岩渕→齋藤
【秋田】60分小松→吉田、68分佐藤→畑、梶谷→青木、河村→水谷、79分小野原→岡崎

両チームスタメンは予想通り。
秋田は藤山の出場停止の部分には、小野原が久しぶりのスタメンとなった。

開始2分でスローインを獲得し、ロングスローから喜岡のシュートが岡山ゴールを襲うと、その後は秋田ペースで試合が進む。15分くらいまでに1点入れば理想的ではあったが、先制点は29分。負傷の治療で岡山が1枚少なくなったところを見逃さずにスローインを開始し、最後は喜岡が押し込み先制に成功。

後半は神谷、ルカオが投入されたことで岡山ペースで試合が進む。田部井のボレーシュートは決定機だったが、山田が防ぐとカウンターで応戦。さらに、この日は、途中投入の畑の的確な判断が効き、劣勢ながらも自分たちの時間を作ることに成功。加えて、岡山の高橋が5枚の交代枠を使い切ってから負傷退場したことも大きく、10分のアディショナルタイムも五分五分で乗り切り完封勝利。敵地でプレーオフ圏内の相手から価値ある1勝を掴み取った。

秋田は序盤に敵陣で試合を進め、コンパクトな陣形を維持することができたことが大きかった。今日のように、秋田の土俵で試合を進めることができれば勝ち点は拾っていけそう。

現在、勝ち点39の11位。6位山口、勝ち点47との差はまだまだあるが、連勝すれば可能性は大いにある。今後の対戦相手も、同順位か、下位チームとの対戦が多いが、まずは次節の千葉。3連勝で一気にプレーオフ出場圏争いに名乗りを上げたチームから、ホームで勝ち点3を奪いたい。

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