見出し画像

2024 J2 第13節 ベガルタ仙台 vs レノファ山口FC

2連敗の仙台がホームに迎えるのは山口。昨季は勝てなかった相手から、ホームで勝ち点3を奪えるか。スタメンはこちら。

【仙台】76分髙田→真瀬、オナイウ→中山、84分中島→菅原、90分相良→名願
【山口】46分吉岡→野寄、56分田邊→山本、76分池上→ヘナン、89分河野→田中

仙台は2トップが郷家、中島の2枚となり前節の後半戦のようなメンバーに。
山口は前節と同じメンバーとなった。

序盤から、どちらがペースを握ったとは言えない展開の中、先制に成功したのは山口。右サイドでボールを持った吉岡が、中に切り込んでシュートを打つと、池上がフリックしたボールがそのままゴールに吸い込まれた。以降の仙台はボールを持つも、山口の整備された守備陣形を前に、外回りでボールを回すことに終始してしまう。また、守備面においては、前線の梅木を潰すことができずに起点を作らせてしまう厳しい展開。ただ、そのような試合においても、山口が見せた一瞬の隙を見逃さず、前半アディショナルタイムに中島が同点弾を叩き込むことに成功。

後半は、開始直後こそ押し込まれたものの、基本的にはボールを持つ展開。62分に、山口のクリアミスを見逃さなかったオナイウがGKと1対1となるも決めきれず、引き分け濃厚な雰囲気だったが、後半アディショナルタイムに、名願の仕掛けからPKを獲得し、それを中山がキッチリ決めて逆転。判定自体は微妙だったものの、苦しい試合で勝ち点「3」を得ることに成功し、5月初戦は白星スタートとなった。

山口の梅木を起点とした攻撃と、整備され、帰陣の早い守備に手を焼いた難しい試合で勝ち点3を得たことは大きい。また、交代選手が短い時間の中でも結果を残したことも収穫で、チームとして完成度が上がってきていることを印象づけたので、あとは「連勝」できるか。
中2日での鹿児島遠征は確かに苦しいが、順位的には勝たなければならないし、その後の群馬、栃木も同様。チームの大枠は完成されていると思うので、その中で今日の名願のように、各々のストロングポイントを思う存分発揮し、勝ち点3に繋げてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?