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2023 J2 第31節 水戸ホーリーホック vs ブラウブリッツ秋田

13位秋田と15位水戸。残留争いから抜け出したい両チームが欲しいのは勝ち点3。前回対戦はドローで終わったが今節はどうか。スタメンはこちら。

水戸は、成瀬、武田、永長などJ1からのレンタル選手がスタメン。
一方の秋田は、飯尾と青木が先月以来のスタメンに。

この試合も序盤から秋田ペースで試合が進み、コンパクトな陣形の維持と球際で勝ち、セットプレーを取るということはできていた。加えて、16分には中盤の諸岡からDFラインの裏を取った齋藤へパスが出ると、藤山がポケットに侵入していき、水谷を経由して諸岡のミドルシュートでフィニッシュという、やりたい形を披露。勝てていない中でも、積み上げが垣間見えたシーンだったが、決めきれないと決められてしまうのがフットボール。前半アディショナルタイムに、圍のゴールキックをマイボールにできずにボールロストすると、安藤に持ち込まれてミドルシュートを決められてしまう。河野に当たってコースが変わったことは不運だったが、前半は1点ビハインドで折り返す。

後半も大枠の流れは変わらず、秋田の試合。87分に、CKを梶谷が押し込んで今季2点目をマークするも逆転までは持って行けず、アウェイで最低限の結果の1-1ドローとなった。

セットプレーを獲得できているのに点が取れない状況は、今に始まったことではないので、引き続き改善に期待するしかないが、今いる選手で実現できていない現状を見ると、本来は補強すべきだろう。ただ、主に資金力の問題から、仙台のように長澤や齋藤クラスを連れてくることはできない。今季の戦いを見ると限界を感じてしまうのが正直なところだが、シーズンの残りの試合で現在のメンバーの奮起に期待したい。

次節からはホームで、清水、磐田を迎え撃つ厳しい戦いになるが、水谷、加賀、田中など古巣戦となる選手たちの活躍に期待すると共に、ここまでの最多観客数の更新に期待したい。

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