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2024 J2 第19節 ブラウブリッツ秋田 vs ロアッソ熊本

前半戦最後の試合はホームでの熊本戦。勝って、気持ちよく折り返せるか。スタメンはこちら。

【秋田】46分畑→大石、63分藤山→小野原、70分小松→青木、梶谷→中村、84分佐藤→蜂須賀
【熊本】46分石川→阿部、86分藤井→古長谷、89分大崎→べ

試合は熊本の保持に大して秋田がはめていく構図。序盤は後ろで奪ったボールを上手くつなげた秋田がチャンスメイクし、コーナーキックから先制かと思われたが、ファールを取られてゴールは認められず。
その後、熊本のボール保持に対し、2トップと佐藤で取りに行ったところを剥がされると、左サイドに持ち込まれ、そこから失点。以降は、秋田のファーストディフェンダーが上手く定まらなくなり、熊本が自由にボールを動かしていく。カウンターで敵陣で過ごす時間はあったものの、失点してもおかしくないような前半を0-1で折り返す。

後半は1人少なくなった熊本に対し、攻勢を強めるも、返した得点は1点のみ。決定機は多かっただけに、「2点目」が取れない課題は引き続き。毎年苦しむこの時期にホームで勝ち点3を獲得することはできず、勝ち点25(6勝7分6敗)の9位で前半を折り返すこととなった。

完璧に剥がされてしまった先制点のシーンは反省すべきだが、それ以外のシーンは概ね悪くなく、むしろ2点ほどゴールが取り消されてたことを踏まえれば勝っていてもおかしくはなかった。課題は明確なので、あとはそれをどこまで解決できるか。少しづつではあるが、ロングボール一辺倒ではなく、ボランチを経由するシーンも見られたので、その辺りが一過性でないものに期待したい。
また、暑くなるここからの時期にどこまでハイプレスを求めるのかも注目どころ。

天皇杯を挟むが、まずはアウェイで下位の水戸を叩き、山場の強敵とのホーム2連戦を迎えたい。

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