見出し画像

2023 J2 第26節 ツエーゲン金沢 vs ベガルタ仙台

監督解任があり、天皇杯から中3日で迎えるアウェイゲーム。前半戦の借りを返したい一戦のスタメンはこちら。

金沢の予想は大幅に変わらず、元仙台の選手もスタメンに多く名を連ねた。
一方の仙台は、エヴェルトンをアンカーに4-1-4-1、ないし4-3-3とも見れる形に。

現地観戦試合。

晴天の石川西部緑地公園
ソユースタジアムを立派にした感じ

酷暑の連戦のせいか、メンタル的な問題なのか、序盤から攻守において全てが緩い仙台。開始6分で、スローインを奪われたところから大石に先制ゴールを許す厳しい展開。
以降はボールを持たされる展開になり、DFライン4人+エヴェルトンが、その他の5枚にボールを供給する構図となるが、お互いの息が合わずに簡単にボールを失う。エヴェルトンの前の広大なスペースに対する対策はなく、攻守の切り替えも遅いという最悪な展開を披露。相手が金沢でなければ、前半は0-4で終わっていてもおかしくはなかった。

後半は鎌田とエヴェルトンの位置を入れ替えてスタート。そもそも戦えていなかった前半と比べれば、まだ良い程度の出来には持ち直すと、66分に氣田のクロスのこぼれ球を郷家が押し込み同点に。
しかし、78分に簡単にDFラインの背後を突かれると、大谷のクロスを杉浦が綺麗に合わせて同点。

試合はこのまま終了。下位相手に勝ち点1すらも取れず、7試合勝ちなしとなった。

戦術云々の前に、そもそも戦えてなかった一戦で語れることは少ない。
郷家が「得ることのない状態の試合」と語れば、鎌田は「ピッチの中で同じ方向を向けていない」とコメントしており、まだまだ底を抜け出すには時間がかかる可能性が高い。

とはいえ、試合はやってくる。連戦も終わり、次節からのホーム2連戦で見せるものを見せなければ、本当にもう1つ下のカテゴリーが見えてきてしまうので、このクラブのために戦える11人がピッチに立つことを願ってやみません。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?