【5分で理解できる】クリエイターエコノミーって何??
こんにちは!大学4年生のryuuuです。
今回は、「クリエイターエコノミー」について解説させて頂きます。昨今、「個」が重視されつつあるこの世の中で、「クリエイター」という存在は今後益々増加するとともに、クリエイターという定義もより広くなってくると思います。また、そうしたクリエイターに関連する経済も大きく成長する可能性があります。
是非、本noteを通して「クリエイターエコノミー」や「その成長可能性」について理解して頂ければと思います!
1.クリエイターエコノミーとは?
クリエイターエコノミーとはなんでしょうか??ベンチャーキャピタルSignalFireが公開しているレポートには以下のように定義されています。
クリエイターエコノミーとは、組織に属さない多種多様なクリエイターやそうした人々を多方面からサポートするソフトウェアなどによって形成される市場
簡潔にまとめると、「クリエイターの上に成り立つ経済圏」ということになります。
現在、世界には5,000万人を超えるクリエイター(作家や芸術家のみに限定されないより広義の意味でのクリエイター)が存在すると言われています。
そうしたクリエイターのうち、200万人がプロフェッショナル(クリエイターとしての収益のみで生活)として活動しています。(以下の図)
![](https://assets.st-note.com/img/1649765807702-qDyWj60zjK.png?width=1200)
「youtuber」や「Instagramer」という言葉がすでに一般に浸透しているように、やはりこうしたプラットフォームで収益を得ているクリエイターが多数を占めていますね。
また、そうしたクリエイターの増加に伴い、クリエイターをサポートするツールを提供するスタートアップが既に100社以上生まれています。
今後、益々「組織に属する時代」から「個の時代」に移っていくにつれて、クリエイターはさらに増加し、そうしたクリエイターをサポートするツールも一層進化していくと考えられます。
すでに海外VCは「クリエイターエコノミー」に関連するサービスに積極的に投資をしています。
2.クリエイターエコノミーの変遷
クリエイターエコノミーは、2000年代に入って急速に成長したビジネス領域です。軽くその歴史を振り返ってみたいと思います。
レイヤー1:メディアプラットフォームの誕生
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2000年代後半にYoutubeやTwitterなどのメディアプラットフォームが複数誕生しました。これがクリエイターエコノミーの始まりです。
こうしたプラットフォームの誕生により、従来のメディアの常識が覆され、誰もがインフルエンサーになり得る世界がやってきました。
こうしたプラットフォームは、クリエイターを自分のプラットフォームに集めることでクリエイターと同時に何百万人ものユーザーを囲い込むことに成功します。
レイヤー2:インフルエンサーマーケティングの誕生
![](https://assets.st-note.com/img/1649766251995-QVRl0Gj1f4.png?width=1200)
クリエイター(インフルエンサー)に多くのファンが定着すると、次第に企業はそうした多くのファンがついているクリエイターを自社のマーケティングに利用しようと考え始めました。これが「インフルエンサーマーケティング」です。
企業は、インフルエンサーにお金を払う対価として自社商品の紹介を代行してもらいます。若者のSNSツール利用の活発化やTV離れにより、こうしたマーケティング手法は現在では当たり前のように行われています。
レイヤー3:クリエイターの収益獲得方法の多角化
![](https://assets.st-note.com/img/1649766363476-fX4cBobYrv.png?width=1200)
クリエイターの増加に従い、クリエイターをサポートするツールも充実してきました。例えば、クリエイターに気軽に投げ銭できるサービス(Ko-fi、Buy me a coffee)やクリエイターに直接課金するサービス(Youtube、patreon)などです。
こうしたサービスの台頭により、もはやクリエイターは広告に頼らずとも、非常に多くの収益ポイントを作ることが可能となっています。
以上がクリエイターエコノミーのざっくりとした歴史です。まだまだ(特にレイヤー3は)誕生して間もないため、様々な企業やスタートアップの参入余地はあるのではないしょうか。
3.海外で展開されているサービス例
クリエイターエコノミー(特にレイヤー3)は、間違いなく今熱い市場の一つです。既に海外では、多くのサービスが競い合っています。
調べてみたところ、現状の日本だと、海外ほどの温度感は感じられませんでした。しかし、今後日本にもクリエイターエコノミーの流れが必ず来ます!
ここでは、海外で有名なクリエイターエコノミーのサービス例を幾つかご紹介したいと思います。
1. Patreon
![](https://assets.st-note.com/img/1649766612070-cgQbPPK8fB.png?width=1200)
Patreonは、クリエイターが月額制ファンコミュニティを運営することをサポートするツールです。20万人以上のクリエイターが利用しています。
ファンは、月額料金を支払ってコミュニティに参加することで、限定コンテンツや作品の制作プロセスなどにアクセスすることが可能となります。
2. vibely
![](https://assets.st-note.com/img/1649766645007-4bSvY0q0vo.png?width=1200)
Vibleyは、クリエイターのファンコミュニティをより活性化させることをサポートするツールです。
チャット機能から、zoomによるオンラインイベント機能、ファンがクリエイターとの体験を共有することができるチャレンジ機能など、コミュニティを活性化させるための機能が充実しています。
3. Buy me a coffee
![](https://assets.st-note.com/img/1649766660573-LsLHkEYhmt.png?width=1200)
Buy me a coffeeは、クリエイターに直接投げ銭を送ることができるツールです。そのほかにも、月額制の投げ銭やファンと直接関係を築くサポートを行う各種機能が備わっています。
4.お願い
現在、私たちは「クリエイターエコノミー」に関する新規事業を計画しています!
今回のnoteを見て、クリエイターエコノミーに興味を持たれた方やクリエイターエコノミーへ将来性を感じた方がいらっしゃれば、是非ご連絡して頂けると幸いです!!
Twitterアカウント:@ryuzo10121
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