僕がnoteでドラムを語る理由。Part6

Part1から見たい方はこちらから!!

転校して3ヶ月も経たないある時だった。

転校先の学校にも慣れてようやく楽しい学校生活を送れるようになり友達関係も良好で、上手くいっていたある日。

突然、関西の地元に戻ることとなった。
理由は両親の喧嘩が一段落し、和解したためだった。

衝撃だった。
両親の大人の勝手な都合で子供を転校をするまでの状況に振り回し、
挙句の果てには解決したから地元に戻ろうという、、

僕達子供の思いからすると何とも勝手な都合で振り回す親なんだという印象しか無かったし相当親に対しては不信感を抱いていた。

戻ることになった時には何度も何度も話し合いをした。
だけど僕は本音を言うと「大人の振り回しやがって。」とひたすらに親のことを恨んでいたし、
今でも理解出来ない部分もある。

俺たち親も苦労しているんだから子供も一緒に苦労しよう!みたいな苦労の押し付けは要らない。

そもそもそういうことを子供にさせないのが親の役割なんじゃないのか?

僕にはあまりにも酷だった。
地元に戻ればまたいじめが再開する可能性だってあるし、
一度転校した同級生が元の学校に戻ってくるなんて茶番もいいとこだ。

僕は無力は承知で何度も戻りたくないということを全力で伝えるけど、
当然親は
「大人の都合だから。」という返ししか帰って来なかった。

妹達の意見はというと「地元に戻りたい。」という意思だった。
それは妹達は地元の友達と上手く馴染めていたのだろう。
楽しい学校生活を送り青春を謳歌していたんだと思う。

結局、反対意見は僕だけだった。
親の家出に付き合わされ、ようやく自分にも学校生活を楽しく過ごせる居場所を見つけた瞬間に

喧嘩が収まって和解した。というシンプルな理由で僕の心は非常に複雑に
そしてこういった体験から大人という人間の印象が「都合よく弱い者の感情を振り回す人。」
という考えになっていったのもこの頃からだった。

子供の力ではどうしようも出来ない悔しさと寂しさを同時に抱えながら。

僕は地元の学校へ再び戻ることになった。。。。

Part7へ続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?