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「平等」と「競争」どちらがいい?

こんにちは、りゅうとです。

今回のテーマは『「平等」と「競争」どちらがいい?』です。

是非みなさんもこのテーマについて考えてみてください。

「平等」と「競争」どちらがいい?

僕は一定ラインの平等の上に競争があることがいいと思います。

※今回は社会主義=平等、資本主義=競争とおいています

なぜ「一定ラインの平等の上に競争があるといい」のか。

初めに、僕が考える平等と競争のメリット、デメリットを書きます(メリット、デメリットは人によって違う)。

平等のメリット、デメリット

メリット

・平等(そのまま)
・貧富の差がない

デメリット

・頑張っても頑張らなくても給料が同じだから働く気が失せる
・独裁政治になりやすい
・職業選択の自由がない

競争のメリット、デメリット

メリット

・経済が成長しやすい
・自由に商売ができる
・人によってはお金持ちになれる

デメリット

・貧富の差が大きい
・景気に波がある

これらが僕が思う平等と競争のメリット、デメリットです。

ちなみに、みんな平等というのは場所によって地理的環境が異なる時点で不可能です。
例えばロシアは地理的に冬は港が凍ってしまうため不凍港を求めて南下政策をしました。
その南下政策によって多くの戦いが起きました。
つまりみんな平等というのは不可能です。

これらをふまえた上で僕は「一定ラインの平等の上に競争があるといい」と考えます。

なぜなら極端に平等にしても極端に競争にしても人の幸福度は下がると思うからです。極端に平等にすると自由がなく、極端に競争にすると貧富の差が大きくなります。だから「一定ラインの平等の上に競争があるといい」と思います。

ですが、「一定ラインの平等」の一定ラインとはどこなのでしょうか。

「一定ラインの平等」の一定ラインとはどこ?

僕は日本の生活保護というシステムが一定ラインの平等を作るものの一つだと思います。

ここで、僕が良いと思っている「一定ラインの平等の上に競争がある」というのは今の日本ではないのかと考えました。

日本は生活保護の他にどうやって一定ラインの平等を作っているのか気になり、競争の問題である貧富の差に注目して調べてみました。

日本の貧富の差が世界と比べて小さい理由

 その理由の一つは、産業毎の賃金格差が少ないということ。日本は職種ごとの給与格差、地域間の賃金差は中国ほど大きくはない。例えばアルバイトでも、外食、事務仕事、受付など職種によって時給の差はそれほどない。一方、中国では公務員や国有企業、また、現場の作業員など賃金レベルに天と地ほどの差がある。

 さらに、もう一つの理由は日本の税金だ。日本では高所得者は高く税金を払うシステムになっている。日本では家族の収入に応じて所得税が変わってくるのだ。さらに一人親家庭や低所得者には国の補助金がある。この点、中国は全く異なっており、まだまだ国の援助にはほとんど頼れない現状だ。さらに、家族の扶養人数にかかわらず、給料が3500元(約54800円)を超えると一律に納税を求められる。

 さらに、日本の福祉制度の充実でも理由の一つ。医療保険制度、少子化対策制度もかなり充実しているため、安心して生活することができる。もし、失業したとしても、業種によっては失業手当があったり、再就職するための研修まで受けることができるのだ。また、障害者に対する給付や政策もきちんと整えられており、多くの身体障害を抱える人たちが自立して生活できるようにも行き届いたサービスがある。


日本はなぜ貧富の差が少ないのか? その理由は?=中国メディア

このようにさまざまな一定ラインを設けることで日本は貧富の差が世界と比べて小さくなっています。

ですが税金に関して、お金持ちにとっては自分達が収めた税金をこのようには使って欲しくないです。だから海外に移住する人もいると思います。

このことから結局は自分が貧しいか豊かかで平等か競争かの考え方は変わるとわかります。

結論

平等と競争のメリット、デメリットをみて、人の幸福度という視点で見た時、僕は「一定ラインの平等の上に競争があるといい」と考えます。
ですが、平等か競争かは結局はその人が貧しいか豊かかで考え方が決まってしまうと思います。
歴史的にも社会主義と資本主義とを比べた時、戦後は貧しいから社会主義に傾きやすかったです。

おわりに

今回は『「平等」と「競争」どちらがいい?』について考えてみましたが、自分が知らないだけでまだまだたくさんの平等と競争のメリットとデメリットがあると思います。

この記事を読んでいるみなさんには是非この記事に書かれていない情報まで調べて、アウトプットの場としてこの記事に自分の考えをコメントしてほしく思います。


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