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vol.07 外国人の感覚

世界各国をバックパッカーとして経験した私は海外生活の中で
日本人の当たり前は世界では異常な感覚だということを実感した

また、主に今はアジアを中心に弊社で働いている外国人の感覚が
日本人の社員にとって、理解できない感覚という現象も多発している

いくつかの事例を今日は紹介していきたいと思う
(ちなみに写真の外国人社員の実例では無いので先に断っておきます!)

ケース1
『税金 会社で払ってもらえますか?』
給料から天引きして収めることを言っているんだろうな?と思ったら
「個人にかかる税金を会社が払ってくれますか?」という意味だった
もちろん答えは
『NO!:自分で払ってください!私の分もあなたに払って欲しいです』

ケース2
『遠慮、配慮なんてしない』

弊社は、お正月やGWやお盆などに1週間以上の連休をみんなで取得するのだが、
時々 外国人を自宅に招いて色々な日本文化を経験してもらったり、
外国人同士のコミュニケーションを深めたり、
ただお酒なんかを飲んでひと時を楽しむこともある。
ただ、この時は外国人がゲストなので、
ホスト側としてしっかりおもてなししてあげたいので頑張るのだか、
日本人の感覚に慣れているため、
外国人たちの遠慮&配慮しない(または図々しすぎる)感覚に
嫌悪感を感じることがある。

ケース3
『いつ帰ってくるかわかりませんが、帰国したい』
外国人からとある相談があった。

『おじいさんが病気で危ない』○ 「大変そうですね」(同調)
『5年間帰国していないので帰りたい』○「その気持ちわかります」(同調)

「いつ行くの?」『繁忙期を予定しています』△ (遠慮はない)
「いつ帰ってくるの? 入出国大丈夫?」(心配①)
『いつ帰ってくるかまだわかりません 』×

「それじゃ予定立たないしビザ大丈夫?」(心配②)
『ビザ 更新されるはずです』 △ (感覚アバウト)

「お金は大丈夫か?」(心配③)
『まったく金ないので、全額ウン十万ほど社長貸してください』 ×
「帰ってくるのわかんないのに貸せないよ!! 
もう少し具体的に計画して、もう一度相談しに来てください。。。。」
『わかりました』

彼らの 言うだけ言ってみる 通ったらラッキー的な感覚は、
時折日本正社員の頭を悩ませる
私も『YES or NO』をはっきり示し
時には日本人らしくないハッキリとした物言いが必要なことを思い出させてくれた

約3年海外の人達と働く事で色々な事をこちら側も学ばせて頂く機会を得た
外国人に優遇ばかりすると、日本人から見たら不公平が出てくることがある
社員全員に向けた手当や福利厚生は平等だと理解してもらう以外にない

この問題はまた別の機会に掘り下げよう!

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