(北海道十勝の農家6代目による週次の読書メモ)
音楽とは、生きるとは。
人々との交わりを通し、浮かび上がる物事の真理。
ロマン・ロランの名作『ジャン・クリストフ』も全4巻中残り2巻。
1~2巻は主人公の天才クリストフの視点で物語が進んで行きました。
https://note.com/ryutatkhs/n/ne1a5d5a8a7aa?from=notice
対して、本書の第3巻は、主人公の終生の友人であり、また一市井の人物であるオリヴィエを中心に物語が描かれていきます。
主人公クリストフも、友人オリヴェエも、経済的にも、社会的にも、苦難の多い人生を歩むことになります。
その中でも、2人で続けた音楽の創作活動。辛い生活の中でも、音楽は、2人の心を楽園へ繋げる力がありました。
自分自身、音楽に疎い、そして苦手であることから、その魅力を感じきれていないのが惜しいというか…絵画は量に触れて、その魅力を感じ取れるようになりつつあるので、(せっかくなら)音楽もいつかはそういう境地まで持っていきたいです。
愛する人に裏切られた友人。それに対して、主人公が伝えたこと。それは、「人生とは、一つの悲劇」だと。
全部が悲劇とは言っていません。人生は悲劇でもあり喜劇であると。
そんな人生を生きるためにも、信念や強さが必要であることを、クリストフは自らの姿から感じ取れます。
かのチャップリンは、「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」と言っていました。激動の人生を歩んだクリストフ。その最後をどのように締めくくるのか。残り1巻!
P.S.
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