朝起きたら車が盗まれていた話
こんにちは。
タロウです。
今まではバスケについて真面目に書いてきたつもりなのですが、たまには違うことについて書いていこうかなと思います。
ということでいきなりパンチ強めのタイトルとなってしまいましたがさっそく本題にいってみましょう!
ある日の朝
昨年のことです。
その日は午前中に練習試合が予定されていました。
大事な試合が近かったこともあり、割と気合いが入っていた僕はいつもよりも早く起き、しっかりと朝食をとり、万全の準備を整えていました。
ルーティンとなっている車内用のコーヒーを煎れ、『よし、今日も頑張ろう』なんて思いながらマグカップ片手に自宅の駐車場へ。
『あれ?ない。車がない。』
いつも停めている駐車場にはいつもあるはずのプリウスがありません。
『あれ?昨日飲みに出掛けたっけ?車置いてきちゃったかな?』
そんなことはありません。普段あまり酒は飲みませんし、ましてや練習試合の前日に飲みに行くことなどあり得ません。
集合時間も迫っていたため、少しずつ焦り出しました。
何に焦り出したかって?時間に遅れることです。
ここは日本です。普通にいつも通りの生活を送っていれば車を盗まれることなんて考えもしないのです。この時の僕はまだ車を盗まれたことに気付いていませんでした。
タロウ、記憶喪失を疑う
飲みに出掛けたわけではないことに気がついた僕は、とにかく集合時間に遅れてはいけないと思い、必死に昨日の記憶を辿りました。
しかし、どんなに頑張って思い出そうとしても前日の夜にご飯を食べて自分の駐車場に停めた事しか思い出せません。
『やばい。怖い。何も覚えていない。記憶喪失かも。』
人は本当に想像もしていない事に遭遇すると、自分を疑います。
しかし、どんなに自分を疑ったところで時間は待ってくれません。この時の僕は集合時間に間に合わせる事しか頭にありませんでした。
駐車場の周りをうろうろと探し歩きましたが、見つかるはずはありません。
10分ほど経って集合時間に間に合わないと悟った僕はここでようやく他人を疑い始めます。
やべー、車盗まれた...かも
まだ集合時間に遅れる事を気にしていた僕はとりあえずコーチに電話を。
『すみません、集合時間に遅れます。車盗まれたかもしれません。』
110番よりも先に集合時間に遅れる連絡をしました。(えらいでしょ?笑)
しかしまだ半分自分を疑っています。
『もし自分の記憶喪失だったら110番しても警察に迷惑かけてしまうのでは?』
こんな事を考えていましたが、他にどう考えても説明のしようがありません。
そこからやっと110番。
『事件ですか?事故ですか?』
110番って最初こう聞かれるんですよ。皆さん知らないでしょ。笑
『じ、じ、、事件です。』
まだ少し自分を疑いつつも事情を説明。そんなこんなで警察の方が来てくださり、詳しい事情を説明したところで初めて車を盗まれた実感が湧いてきました。
『この辺だとプリウスが一番人気なんですよね。今頃海の上かもしれませんねー。』(いや、人気じゃダメだろ!)
警察の方に言われたこの言葉は今でも忘れられません。
全てが終わった後に飲んだ冷めたコーヒーは不味かったなあ。
地獄の始まり
車・・・1台
バッシュ・・・10足
トレーニンググッズ・・・3点
こちらが被害の概要です。
1回しか履いていないレブロンソルジャーもおさらばしました。
さらに!
車両保険に入っていなかった僕は泣き寝入りするしかありませんでした。
『ジーザス。』
心の底から出てきたジーザスはこの時が最初で最後です。
それからしばらくは自転車生活をしながら、チームメイトの車に乗せてもらい各種盗難手続きを行うはめに。(盗まれたのに金が入ってくるどころか出ていくばかり)
色々ありましたがそんなこんなで今では新しい車を手に入れて楽しく過ごさせていただいております。
最後に
いかがだったでしょうか。
ちなみに、この日の練習試合は遅れて参加して絶好調でした!笑
車をぶつけて凹んでいるそこの君!大丈夫。車があるだけ幸せです。
この出来事から学んだ教訓は、
『どんなに辛いことも捉え方次第で良い方向に持っていくことができる』
です。これ以来、あらゆる場所で車が盗まれた話をネタにさせてもらっています。意外と笑いが取れます。
と、強がっては見たもののやはりダメージはでかい。。。
皆さんも盗難にはくれぐれもお気をつけください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また次回!
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📸by @ma76bball
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