父の話
父親の存在とは?
息子にとって父親の存在とは?
100人居れば100人が異なると思うけど、僕の場合は
永遠の好敵手(ライバル)
自慢話の多い父
僕の父はとにかく自慢話が多かった。
特に酒が入ると「俺は凄い」を言い換えていくつもの言葉を並べ立て、余り証拠のない自慢話を繰り広げる🍺
弟は黙ってそれを聞く。
「できた弟だな」と我ながら思った。
一方で兄の自分は
凄いって自分で言う人は、凄いと思えない!
と何度も衝突した。
それが苦手だった僕とは10年ぐらい小競り合いのような関係だった🐶🐒
ある時シラフの父に、
いままで聞いた自慢話は何の役にも立たなかった。
親父には失敗談とかはないの?
と聞いたら、ポツリといくつかの失敗談を話してくれた。
10年以上自慢話を続けて来た父。
その後、どのような心境の変化があったかは分からない。レジスタンス化していた長男からの10年分のジャブが効いたのかもしれない。
失敗談を丁寧に教えてくれた父。
このとき初めて父に尊敬の念を感じた。
しかし今はそんな父の「自慢話」をまたもう1度聞いてみたいと思うようになった。
父からの家訓
「うぬぼれは失敗の始まり」
父がそれに気付いたのが40過ぎだったらしい。
20代は持て囃され、30代は尊敬され、40代になり、ちょっと天狗になってしまったと言っていた👺
息子である僕もそこから学ぶことが多い🔍
同じ轍は踏まないようにしたい。
ありがとう、父よ。
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