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【プログラムの基本処理】コンピュータに命令する時のお約束ごと【導入編2】

はじめに

こんちには!
本日はコンピュータに命令する際の「お約束ごと」を記事にしていきます。
プログラミングを学習していく前段階として非常に重要ですので、プログラミング初学者の方・興味がある方は是非お読みいただけると幸いです。

世の中のアプリはコンピュータに命令することで動いている

 ここでは、アプリがどのようにして動いているのかを「簡単に」・「初学者でもイメージしやすい」ように説明します。そのため、厳密には少し理解が異なる部分も出てきますが、ご了承ください。

 アプリで「皆さんが見ている画面」や「ログインを押したらログインされる」「登録ボタンを押したら登録される」といった動作はどのようにして作られているのでしょうか?それは、コンピュータに「あれして」「これして」と命令することで、上記のようなことが実現されています。

 例えば、「画面上にこのボタン配置して表示させて」や「ボタンが押されてらデータを保存して」といった具合です。

 そのようにコンピュータに命令することでアプリ画面が見れたり、ボタンを押したら反応したりするのです。


コンピュータに人間の言葉は難しい

 先程は、「コンピュータに命令することでアプリ等が動いている」ことを説明しました。では、その命令はどのようにするのでしょうか?日本語?英語?どれも違います。コンピュータには人間の言葉は理解できないのです。

 「じゃあどうやって命令しているんだ」という話になりますが、これは、「コンピュータにもわかる言語」で命令しています。

 世界には日本語や英語等の言語があるように、プログラムの世界にも専用の言語があります。
それをプログラミング言語というのですが、その言語を用いてコンピュータに命令を出しているのです。(よくコードとかと言われていますが、まさしくあれを用いてコンピュータに命令しています)

細かく命令しないといけないコンピュータ

 次は命令の仕方を見ていきます。実はコンピュータ、「ログインして」と命令するだけでは何もしてくれないのです...

 我々人間なら、A「洗濯物して」 B「わかりました」という命令ができます。ですがコンピュータはそんなざっくりとした命令だけでは動いてくれません。

 例えば「洗濯物して」は
①服やズボンを洗濯機に入れて
②洗剤や柔軟剤を入れて
③洗濯ボタンを押して

のようにこと細かく説明しないと理解してくれません。そして、そのコンピュータに命令をするときの「お作法」が3種類あります。その3種類を用いてコンピュータに命令していくのです。プログラムの基本処理と言われています

プログラムの基本処理

お作法1つ目【順次処理】

 それではお作法1つ目を見ていきましょう。1つ目は順次処理です。順次処理とは、

①朝起きる
②電気をつける
③朝ご飯を食べる
④歯磨きをする

のように、一つの命令(以降処理と表現)を上から順番に実行していくことをいいます。

お作法2つ目【条件分岐処理】

 お作法2つ目は条件分岐処理です。条件によって実行する処理を分けることをいいます。
        ①家を出る
          ↓
        ②雨が降っているか(条件)
        yes↙︎↘︎no
   傘を持って行く  傘を持たない

上記のように、処理を分岐させることです。
日本語でいえば、「もし〜なら」にあたる表現ができるものは条件分岐処理です。

お作法3つ目【繰り返し処理】

 最後は繰り返し処理です。繰り返し処理とは同じ処理を繰り返すことをいいます。

①学校に行く
②学校に着く
③朝学活が始まる
④授業が始まる
⑤授業が終わる
⑥休み時間
(④〜⑥を4回繰り返す)
⑦給食

のような処理です。

上記のような処理のパターンを用いて、コンピュータに命令していくのです。

さいごに

本日は、「アプリがなぜ動くのか?」「コンピュータへの命令の仕方」を学んできました。コンピュータの基本処理3つは、プログラミングの基本となりますので、しっかりと理解しておいてください!あとはその命令する言葉(プログラミング言語)を学んでいくと、一層プログラミング感が出てきて楽しいと思います!

それでは次回もお会いしましょう!ここまで読んでくださりありがとうございました。



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