井口 隆佑

プロダクト開発にディレクション・デザインで関わってる人。興味の対象は「知的な深み」です…

井口 隆佑

プロダクト開発にディレクション・デザインで関わってる人。興味の対象は「知的な深み」です。noteは自分の思考を整理する場として使っていきます。

最近の記事

自分がカタチにしていきたいこと

自分の問いについて綴った記事を投稿してから1ヶ月ほど経ったが、 あれから日々、思索をする中で具体的にカタチにしていきたいことの輪郭が見えてきたので、短い文章になるが綴ろうと思う。 自分の目指す世界観と方法に関して まず、自分の目指す世界観に関してであるが、 これは「人々が知的な深みで繋がり、精神的な安らぎを感じる社会」である。 この社会を自分はオブジェクトという方法で実現したいと考えている。 この背景にある原体験や知的な深み、オブジェクトに関してはこちらの記事に詳しく

    • 会社員というフレームについて

      現職の会社に勤めてから、もうすぐで1年半近くになる。 日本において大半の会社あるいは組織に属し、生活を営んでいる人たちからしたら、まだまだ短い期間ではあるが、この1年半で自分が会社、あるいは会社員に関して感じたこと、考えたことを書いていこうと思う。 生活の安定という名の安心感と拘束感 これは、自分が初めて会社員になったというのもあり、 それまで、フラフラとその日暮らし的に生活していたこともあり、 毎月、労せずタスクをある程度自ら設計し、こなすことで給料という名のサラリーが

      • 自分が深めたい問いに関して

        はじめましての方のための簡単な自己紹介 井口隆佑と言います。 大学で社会学を専攻し、 卒業後デジタルハリウッドのデジタルアーティスト専攻でデジタルメディアを中心とするアート表現に触れました。 その後は制作会社でのインターンや個人事業主、 元々、現代アートに関心があったことから チェコ共和国🇨🇿在住の日本人現代アーティストのアシスタントをし、 帰国後、UI/UXでより深く要件定義から関わりたいと思い、 現在は不動産系のプロダクト開発に機能の企画や要件定義、UI/U

        • 教育について考えてみたこと

          最近、高校生のキャリアをサポートする教育系のプロジェクトに関わっていることもあって、教育とは何か?ということをふと考えることがあったが、あまり、深くは考えられずにいて、そのままこの問いを放置していたのだが、この前、親戚の子(2歳、5歳)が家に来て、遊ぶ機会があったので、ちょっとそのときの経験やこれまでの自分の経験も踏まえて教育について考えてみようと思う。 ⚫︎言葉は自分に返ってくる これは、いま、関わっている教育系のプロジェクトで、大学生の子と話す機会があり、そのときに感

        自分がカタチにしていきたいこと

          プラハで感じたナチュラルとアンナチュラル

          チェコ共和国のプラハに来てから、そろそろ5ヶ月がたつ。 コロナ禍ではあるものの、道を歩いているときに、マスクを着用している人はほとんどおらず、バスや電車などの公共交通機関や屋内でのみ着用するのがこちらのスタンダードとなっていて、日本では味わなかった解放感を日々、味わっている。 そう、そして、この解放感こそ、日本にはなく、チェコで暮らしている中で感じる「Natural」の一端なのだ。 おそらくご存知の方もいると思うが、チェコはビールの消費が多いビール大国として知られている

          プラハで感じたナチュラルとアンナチュラル

          クリエイティブとは何か。についての極めて私的な思索

          時系列的には、連投になっていますね笑。僕自身、デザインだったり、アートに携わっている人間なので、このバズワードというか、巷に溢れかえった言葉に対して、思うところがあり、ちょっと自分なりに、クリエイティブを定義していきたいと思います。 たぶん、こういった文章を書く上でのセオリーは、巷に溢れているクリエイティブという言葉の用途や発信している人の分析をしたりすることだと思うのですが、面倒なので割愛いたします。(たぶんこれだけで自分のモチベーションが終わってしまうので笑) 僕が考

          クリエイティブとは何か。についての極めて私的な思索

          知的な深みについて

          かなり、久しぶりにこういう感じの文章を書くのですが、今回はプロフィールにも書いてある、僕の興味対象である知的な深みについて書いていこうと思います。 知的な深みは、二つの要素から成立しています。 ひとつは知的、もうひとつは深み。 この2つが合わさることで、深遠な意味世界を成しているのですが、 まずは、それぞれをみて、その後に、この2つを合わせた知的な深みについて書いていきたいと思います。 ・知的に関して 知的は、一般的には、学がある、物知りといったニュアンスですが、

          知的な深みについて