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ちょうどいい期待の持ち方

(流水)他人に対して期待が高すぎると、結果が期待と違ったときに裏切られたと感じてしまいます。
だからといって期待が低すぎるのもベストではないと思っています。
これまでのお話にも期待の話は出てきていましたが、ちょうどいい期待について改めて教えていただけますか?

期待が低すぎると起きること

(麻和実)流水さんの言う通り、期待を低くしているとたしかに傷つくことはないですね。
ただ注意点として、他人への期待の仕方と自分への期待の仕方は切り分けるのが難しいものです。他人への期待が低いと、自分への期待も低くなりがちです。そうすると、未来への期待も低くなっていき、無機質でつまらない人生になっていきます。ある意味悟りの境地みたいなものかもしれませんが、諦めともいえます。
その期待の低さが言動に表れると、周りからもほどほどでいいと思っている人なんだなと思われます。本当はもっと素敵な人生にしたいという思いがあるなら、それとは合わないですよね。
そう考えると、やはり期待は低すぎないほうがよいです。
ただ、高すぎてうまくいかないこともあるので、そのときの扱い方を知っておくということが大事になります。

たしかに、他人への期待が低いと自分への期待も低くなっているような気がします。
扱い方について、ぜひ教えてください。

期待が高すぎるときのチェックポイント

まずは、自分の内側のこと、期待が高すぎるときのチェックポイントについて考えましょう。

よくあるのが、「自分の基準を相手に当てはめてしまう」というパターンです。
自分が勤勉でこれくらいやるから相手もやるだろうとか、逆に自分がルーズだから相手も適当だろう、などですね。

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流水note

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27歳の時に内面的な側面に興味を持ち始めました。 日々の小さな疑問の答えを求めて、探究し、 自分なりに辿り着いた解釈を発信しながら、 変化…

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