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【信頼を築くとは vol.3】信頼関係を継続させる「ふたつの約束事」

こんにちは。流水です。

これまで、【信頼を築くとは】というテーマで、麻和実(まかみ)さんから学んだ内容を、お伝えしてきました。
今日はこのテーマに関しては、最後の継続について、お話していきます。

これまでの2つについて、こちらからご覧いただけます。




(流水)麻和実さん、信頼関係を築くということが、少しずつ分かってきたような気がします。思っていたよりも、「信頼する側」の影響が大きかったです。私は、普段の生活のなかで、この人との信頼関係を続けていきたいなと思うことがあるのですが、それは可能なのでしょうか?

(麻和実さん)そうですね。「信頼する側」と「信頼される側」とそれぞれの要素から見ていくと、整理されやすいですよね。
信頼関係を継続していくことは可能です。今日は、その時に意識するといいことをお話していきましょう。

はい、よろしくお願いします。

これまでのお話では、信頼を得るまでについてお伝えしてきましたが、「信頼を得たあとから大事なこと」を意識することで、「信頼関係を継続すること」ができます。

まずは、
主には、ふたつあります。
①有言化された約束を守る
②有言化されていない約束を守る

森羅を得たあとから大事なこと

有言化されている約束、されていない約束というのは、具体的にはどういったものでしょうか?

はい、有言化された約束というのは、わかりやすいですね。
「10時に〇〇で会いましょう」「今度、お土産買っていくね」など、小さなことも含めるとたくさんあります。

そういう、有言化された約束を守っていくと、
「やっぱりこうだ、やっぱりこうだ」と信頼されていきます。

一方、有言化されていない約束というのは、
「暗黙の了解でそうなっていること」「(相手から見た)この人はこうだろう」というものです。

有言化されていない約束事

ひとつは、「私のことを認識してね」「私のことを大事にしてね」という明文化されていない、約束事があるんですね。

そうすると、目が合ったときに反応がなかったときに、信頼する側は、「あれ、私は嫌われたのかな?」と思ったりするわけです。


ふたつめは、信頼というのは、途中から「イメージ」になっていくんですね。完璧に裏も表もわかるほどずっと一緒にいれるわけではないので、「きっとこんな人だろう」とイメージになるわけです。

例えば、真面目で誠実そうな人なので、こんな人だろうというイメージ、推測の部分が入ってくるんですね。そこで、「実はさ・・・僕、借金があって」と出てくるととてもビックリして、「この人は信頼しても大丈夫なんだろうか?」となるわけです。

恋愛関係でもあると思うんですね、「ずっと一緒にいようね」って言っていた関係で、急に別の女性が出てきて浮気をしていたとなると、「これだけしっかりしていたから、勝手に大丈夫だって思っていた」なんてこともありますよね。

ほかにも、「これだけ真面目な人だから、親御さんは堅い仕事についている方だと思ってた」ということも。でも、実は、まったく想像と違う仕事だった。ということもありますよね。

具体的な例を聞くと、自分のなかにも、たくさんの有言化されていない約束あるなということに気づきました。

確かに、仕事ぶりが真面目だと、「プライベートでもきっちりしているんだろうなぁ」とか、「家庭でも頼りになるお父さん・お母さんなんだろうなぁ」とか勝手に想像しているかもしれません。

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流水note

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27歳の時に内面的な側面に興味を持ち始めました。 日々の小さな疑問の答えを求めて、探究し、 自分なりに辿り着いた解釈を発信しながら、 変化…

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