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俺と夏フェス2023~SUMMERSONIC編~

10月なのでさすがにやばいですね。
俺と夏フェス、フジロック編に続き、サマソニ(東京)編です。
フジロック編はこちら。


サマソニは2018年以来
でした。
まだ2歳だった娘を連れて家族で行ったんだよね。何を観にいったというわけでもなかったけど、とりあえずフェス行きたい、っていう欲求のまんまに海浜幕張まで行ったのだと思う。BECKがヘッドライナーでしたね。良かったと記憶している。

今回は縁あってゲスト枠で入場することができました。もうなんというか、推しててよかったというか。感謝です。もともとLiam GallagherとThe Snutsが同日に揃っている時点で行くつもりだったのだけど、5月に早々にチケット完売したため、涙を呑んでいたのです。

サマソニはひとりだったということもあり、フジロックに比べると比較的自由が効いたし、いろいろ観て回ってました。チラッと観たのも含めるとw.o.dももクロThe SnutsFLOINHALERAwichLiam GallagherKendrick Lamar。メインで観たかった2組以外だとFLOが良かったな。デスチャみたいな女性3人組。ももクロは初でしたが、音が悪すぎて&小さすぎて。とりあえず観ました、という感じ。3曲だけど。
基本的にずっとメッセのなかにいましたが、LiamのTシャツ買いにマリンスタジアムの近くに行ったらフジロックと同じく熱射病になりかけました。怖い。しかもTシャツ完売してた。死んだ。

サマソニだよ
マリンスタジアム
Jリーグのブースがあった
The Snuts
L-I-A-M
God
Kendrickをスタンドから

以下、ライヴレビュ。

■The Snuts

The Snutsは1stアルバム前からさんざん推してきたのですが、ついに初来日です。SONIC STAGEの12時台というスロットでしたが、UKのフェスではメインステージを張ったりしていることもあり、このレベルで彼らを見ることができたのは貴重だったのではなかろうか。メンバーの立ち居振る舞いも併せて、そんなスケールのデカさも感じさせるパフォーマンスでした。
これまでの音源では、1stアルバムにおける00年代UKロックを継承するメロウな正統派といった印象から、2ndアルバムで顕著だったライヴ映えするラウドで爆発力のある楽曲、そして最新シングルで聴かれる疾走感溢れるストレートなロック、と様々な顔を見せていたThe Snutsですが、ステージにおいてはいろんなスタイルの曲が飛び出し、オーディエンスを飽きさせないという印象。これはこれでなるほどと思った。

気づいたらSONIC STAGEはパンパンで大盛り上がり。終演後、周囲からも「すげえ良かった!」という声が絶え間なく聴こえてきて嬉しかったですね。
UKロックの希望。そんな風に感じた人も多かったのではないでしょうか。
サマソニのステージでいっぱいファンが増えたはずです。
次はぜひ、単独来日公演をお待ちしております (そして「Glasgow」を聴かせておくれ)。

セトリです。「Burn The Empire」あたりから始まると思ってたら、(サマソニ当時の)最新シングル「Gloria」から始まってグッと来ました。最後は「Fatboy Slim」で〆!最高だ!

1. Gloria
2. Seasons
3. Maybe California
4. Knuckes
5. Dreams
6. Burn The Empire
7. Hallelujah Moment
8. Elephants
9. The Rodeo
10. Fatboy Slim

The Snuts Fan Japanさんのめちゃくちゃ愛があふれるライヴレビューです。



■Liam Gallagher

音楽狂歴30年。色々な音楽を聴いてきて、一周も二周も三周もして思うことがある。あなたにとっての神様は誰ですか?って問われたら僕はこう答えるだろう。「Liam Gallagherです」と。
ここ1年、2年でそんなことを考えるようになった。
Oasisは何度か観たけれど、Noelのソロも観たけれど、Liamのソロだけは観たことが無かったのだ。ついでに言えばBeady Eyeも無い。
やっとチャンスが訪れたのだ。

ここ最近は(とても疲れるので)フェスなんかでも後ろのほうからゆっくり観ることが多いのだが、このときばっかりはできる限り前に前に。
そりゃ50過ぎてるし相応のおっさんになってるけども(俺もだな)、それでもLiamは格好良かった。兄貴と同じく半分はOasis曲。こんなに大合唱できるバンドは他にないのだ。もうさっさと再結成しちまえよ、と思うんだけどまた数年で解散とかしそうだよな。「Morning Glory」「Rock'n' Roll Star」の直撃を食らってコレよコレと悶絶し、「Stand By Me」「Wonderwall」で魂が浄化され、そしてエンディングの「Champagne Supernova」で完全に涙腺が決壊する。というOasisファン最高の夜だったわけなのだが(「Roll It Over」にあまり思い入れはない)、ちょっと書き加えておきたいのがソロ曲の素晴らしさですよ。ネブワースでソロ作のリード曲3連発を披露していたので期待してたのだが、やったのは「Wall of Glass」のみ。もちろんOasis全盛期のアンセム群には及ぼない迄も充分に良い曲であるし「More Power」「The River」「Once」なんかも良かったんだよ。ここらへんの「ソロ曲の良さ」を再確認できたのも収穫でした。Liam is God。

1. Morning Glory
2. Rock’n' Roll Star
3. Wall of Glass
4. Better Days
5. Stand By Me
6. Roll It Over
7. More Power
8. Diamond in the Dark
9, The River
10, Once
11, Wonderwall
12. Champagne Supernova

さて。

Liamが終わる頃にはだいぶ体力を消耗しており(昼間の猛烈な日差しの影響もあっただろう)、頭も痛いしかなり体調厳しかったのだが、さすがにKendrick Lamarはちょっとでも観よう、とそのままマリンスタジアムのスタンドに。
Kendrick、マジで凄かった。たったひとりで完全にスタジアムを支配。正直アルバムはまともに聴いたこともないのだけど(一応聴いたけどピンと来なかった)、圧倒されてしまった。規格外とはこのことか。
最後まで観たかったが、限界を感じ離脱。
また観れるといいなと思う。

というわけでサマソニレポでした。

俺の夏がいま終わったー。

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