アートってなんだろう
はじめまして、神戸でアーティストをしています、ワタナベリュウセイと言います。
早速ですがみなさんはアートって聞いて何を思い浮かべるでしょうか、この質問をして一番多く出てくる答えは絵画だと思います。その次が立体造形ですかね。
他に出てくると言えばクラフト、インスタレーション、ミクストメディアなどなど... 出そうと思えばいくらでも出てきます。
でもそれってアートじゃなくってアート作品なんです!
じゃあアートってなんなんだって思いませんか?
ということで、今日は作品のベースとなるアートとはなにかを噛み砕き身近な形にして伝えたいと思います!
この記事でみなさんにアートってこんなもんなんだって感じてもらえたら嬉しいです!
さあ前フリも終わりです、お待たせしました。
みなさんは「アート」ってなにものだとおもいまづか??Wikipediaさんに聞いてみましょう!
....(´ω`)
なんともふわっとした答え...
いいですよ!僕が代わりに答えましょう!
アートってファッションなんです!
時代によって移り変わるカッコいい、かわいい、綺麗の感覚の反映先だと思ってください!
例えば、きゃりーぱみゅぱみゅさんの音楽やグロかわいいみたいなのが流行った時代ありますよね? あの頃ってアートの世界でも同じようなものが流行ってたんです。
こんなの、
なんだかどこかで見たことあるような感じですよね。
この頃のアートってこうゆうポップなデザインが多くて発信の中心地が原宿にありました。原宿から世界へ広がったんです。
** これってファッションと似てると思いませんか?**
バブル期があった華やかな時代はビビッドカラー(原色に近い華やかな色)の作品が多く目立ちました。逆に今のようなchill out(落ち着く)という言葉が流行ったり経済的に落ち着いた時代はペン画に水彩などで優しい色を乗せるおとなしいイラストが目立ちます。 服もそうですよね、バブルの頃には派手なメイクに明るい色の服、今はパステルカラー(薄く明るい白に近い色)やゆるめフェミニンな雰囲気が流行ってます。
** どこかで流行った服がいつのまにかGUなんかで近い形のものが置いてるのもアート世界ではあるあるなんです。**
だれかが始めて流行りだしたアートスタイルがたくさんの人をインスパイアして形を変え、その作品のそっくりさんが世界中で存在するみたいな...まさにさっきの原宿の一件です。
ここの話はまた今度もっと深く細かくお話しますね。
なんか難しいこと言ってるみたいですけど、アートって大きくまとめると、
商業的な流行なんです。
一度美術館のポスター(特に現代アート)などを見てみてください。まったくもって意味がわからないんです、何を意図しているのか、そもそもなんなのかって。
でも、そこには商業的な意図や、ファッション的な流行が色濃く反映されています。
ぜひ今日のお話を心の片隅に置いてアート作品と対峙してみてください。何か新しいものが見えるかもしれません。
長くなってしまいましたが今回はアートの見方を変えてみようと思い記事を書いてみました、今度はコンセプトの設定や見る側と作る側の二つの視点からアートを見てみたいと思います。
よければご覧ください。