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「起こす」と「起きる」

変化は起こすもの、起きるもの。
どちらもあることを知っていると人生はきっと楽しい。

以前のぼくは、指圧の施術で変化を起こしていた。
例えば肩こりに対して施術をして、硬い筋肉を柔らかくする。という変化。
その変化を起こす事が施術者としての自分の腕であり、価値だと思って疑っていなかった。
このレイヤーだと、変化は起こすもの。

一方、イールドワークのセッションでは変化は起こすものではなく、自然と起きるものだと感じられる。
プラクティショナーとクライアントが、最適な間合いになったときに双方に変化が起きてくる。
いや、起きてくるというより、立ち現れてくると表現した方がしっくりくる。
こちらのレイヤーでは、変化は起きるもの。

ぼくは、後者の方が好みだ。
世界を信頼して、くつろいでいる感じがする。
世界とつながり、世界そのものとして存在している感覚。

あなたは、どちらのレイヤーが好きですか?




ぼくは後者の方が好きなんだけれど、いつの間にか「起こそう」のレイヤーに舞い戻っていることがある。
その時に感じる高揚感の誘惑に負ける(笑)。
その感覚は人を惑わせる。

続きは、また明日。


ごきげんラボ


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