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身体・空間・待つ

人は、自分にとって不都合なことを早くなくそう、なくそうとしてしまう。

しかし、先日のイールドワークセッションでは、こんな体感があった。

今日のイールドワークセッションでは、クライアントの正中線に立つことに対する特別意識(苦手意識?)がふわっとほどけた感覚があった。 なくそうとせずとも、そのタイミングがくる時にはくる。

奥野流生Xより

自分にとって不都合だと感じる事があると、それをなくそう、解決しようと気持ちが逸りがちだ。
でも、解決しようと焦ってエネルギーを注げば注ぐほど、その不都合さは存在感を増してくる。
そのエネルギーは執着となり、離れられなくなる。
不都合だと感じていただけで滞りではなかったものを、滞りにしてしまう。

そんな時はどうすればいいのか。
ただ、一緒にいることだ。
焦らずに、そのままを観て一緒にいる。
その時に身体に空間があると、素直に身が動き、起きる事が起きてくる。
身体に空間がなく余裕がないと、待つことも出来ない。(待つことも身が動くこと)
なにか起きた時に即座に反応してしまうのではなく、選択をする余裕を持つ。
身体に空間があると、それが出来るようになる。


ごきげんラボ

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