勉強する意味と繋がり

 ここで言う勉強とは、高校までの教育、国語、数学、英語などの科目の勉強の事とします。

 以前から勉強をするたびにこのような事を考えていました。私個人、特に勉強嫌いではありませんでした。しかし友達に「なぜそんなに勉強するの?」とよく聞かれていました。その時私は明確な答えを出す事はできませんでした。
 

 勉強は何の意味があるんですか?とか、勉強する意味ってなんですか?ってよく学生の間だと聞こえてくる質問だと思います。私自身もよくテスト前、辛い時よく言っていたのを覚えています。

 上の2つの質問、よく言われる答えとして社会に出たとき必要だとか、学生なんだから勉強するのが当たり前とかが良く出てくるかなぁーと思います。

 私の思いついた答えだけだと、情報が少ないと思うので、友達にも聞いてみました。
ある友達、A君とB君としましょう。
A君は、「思考力を付けるため」と答えてくれました。
またB君は、「目的が無いなら、目的を探すためにやればいい」と言っていました。

もちろん考えは人それぞれです。色々な意見があっていいと思います。しかし私自身はいつもこう考えてしまうのです。

社会に出ても、数学、社会、理科などを使う人は何人いるのだろう、学生だからと言って勉強をしなければいけないなんて事はなく、今は色々なことができる時代じゃないか?と。

他にも思考力をあげたいなら、それが勉強である必要は無いし、目的を見つけるためと言ってしまえば簡単かもしれないが、それだと勉強ってなんの為?と言う問いの答えにはなっていないと私は考えてしまいます。

 これはあくまでも私の考え方なので他人をバカにしているわけではないとご理解ください。

 しかし勉強する意味ってなんだろう?と言う問いに、なんとなくではあるのですが、大学への受験勉強の中で自分なりに答えを出す事ができました。

 この大学への受験勉強は私にとってかけがえのない記憶となりました。なぜなら夏休みでも、学校が休みの日でも仲間と学校に行き朝から夜まで勉強する、これが何より楽しかったし、辛い中仲間の支えで勉強を乗り越える事ができたというこの経験がなによりも自信になりました。

 さらに勉強というものがまさか友達を作ってくれるとは思いませんでした。毎日、朝から夜まで一緒に過ごしていたおかげで、かなり仲良くなることができました。

 私はこの時、勉強する意味ってこれかな、としっくりくる答えが得られました。それは仲間と頑張る楽しさと、その仲間との繋がりを作ってくれるという点です。

 最初にあげた、社会に出たらとか、学生だから、思考力をつけるためと言う、目標よりは、貴重な経験が得られるのではないかと思います。

 もちろん最終的にそうなれば良いという話で、きっかけが思考力をあげるため、社会に出た時のためなどでも良いと思います。

 ただ全力で大学に行きたいからと勉強をして、その過程でかけがえのない経験と友達との繋がりを得ることができるなら最高だと思います。

 もしこの記事を読んでいる方の中に勉強って何のためにやるんだろう?と思った方がいたら、全力で取り組んだ先にかけがえのない経験と、友達との繋がりが待っていると考えれば少しはやる気が出てきませんか?

 是非とも中学校や高等学校でしかできない勉強と言う物を意味のない物と切り捨てないで、全力で取り組んでみてください。何か得られるものがあるかも知れません。

 ここまで読んでくださりありがとうございました。

 私自身もう、中学や高校の時のように、国語、数学、英語、理科、社会をただ習い、テストをするという事はここで終わってしまいます。
まもなく大学に入学し、中学や高校の時より専門的な事を学ぶことになると思います。この機会に今まで習ってきた、大学では一般教養科目と呼ばれるものについて考える機会があってもいいのではないか、と思いこの記事を書かせて頂きました。

これから、まだ中学や高校の勉強が続く方はその勉強を大切に、もう終わってしまったよ、という方はぜひ、今まで自分にとって勉強が何を与えてくれたかを考えてみてください。

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