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科学的に脳を鍛える瞑想

はじめに

今回はタイトルにもあるように瞑想について書いていこうと思います。瞑想と聞くと、宗教的なイメージや危険では、というイメージがあるかもしれません。他にも目をつぶって呼吸するだけで何か変わるのかという人もいるかもしれません。ここではそんな意見を消し去ってしまうような瞑想の素晴らしさを科学的根拠に基づいて説明して行きたいと思います。


集中力UP

瞑想は集中力をUPさせてくれます。瞑想では呼吸に集中し他のことを考えてしまったらすぐに呼吸に意識を戻すという訓練をしていることになります。つまり瞑想中は常に呼吸という1つのことに集中している状態なのです。

例えば授業中、課題、仕事中、部活動など集中をしなければならないとき、無意識に他のことを考えていることはありませんか。そんなときに瞑想を訓練として行っておくことで自分のやっていること1つにきちんと集中することがででき、もし他のことに意識が向いてしまってもそのことに気づくことでまた集中している状態に戻ることがで来ます。

また集中力の源は前頭葉(おでこのすぐ後ろの脳の部分)にあり、瞑想により前頭葉前皮質の灰白質の質が向上したという報告もあります。科学的にも間違いなく集中力のUPにつながるというわけです。

EQ(エモーショナル・インテリジェンス)の向上

これはダニエルゴールマン氏が提唱した心の知能指数です。このEQが高ければ高いほどメンタルが安定します。このEQは瞑想よって鍛えることができるのです。メンタルが安定することで少しのことでは動揺しなくなり様々な場面で冷静に対処できるようになります。

人の心がわかる?

少し大げさな見出しをつけましたが、嘘ではありません。瞑想は共感能力を高めることができます。

2005年、アメリカの心理学者サラ・レイザー博士の報告によれば、瞑想は脳に変化を及ぼすことがわかりました。脳の島、背内側前頭前野この2つの部分に変化があったようです。

島という部分は、体のさまざまな信号をまとめ上げ、記憶や感情の処理を行なっている扁桃体に信号を送る機関です。

背内側前頭前野は自分や他人の心の動きを理解するのに重要な役割を持っています。

つまりこの2つの部分が変化したということは瞑想をすることで共感能力があがり、コミュニケーションなどで相手の心をくみとりながら話すことができるようになると言うことです。

まとめ

このように瞑想をすることで脳にまで影響を与えることができます。瞑想のやり方は今やネットなどで簡単に調べることができます。さらにスマートフォンのアプリなどでも行うことができます。授業の合間、起きたあと、寝る前など1日数分で行うことができるのでぜひ試してみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

参考文献
『1分間瞑想法』(2016) 吉田昌生
『マインドフルネス瞑想入門』(2015) 吉田昌生
『自分を操る超集中力』(2016) メンタリスト・DaiGo

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