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<起業までの道のり Vol.2 ここ2年間で5つ事業を創造し、失敗した話/名選手は名監督になれない>
こんにちは。梶川です。
自己紹介はこちら
年明けに準備している事業の公開をする前に、
様々なチャレンジをしてきて、失敗したお話をしようと思います。
ここ1年は、今後の事業の方向性と今後のキャリアの展望を
どう考えるかを日々考えておりました。
これまで自身で取り組んだ、取り組もうと試みたビジネス、
知人や友人と手掛けようとしたビジネスはいくつかあり、
スタートアップスタジオやピッチイベントにも何度か参加した中で
失敗や途中で終えてしまったことが多々ありました。
ここでの失敗が次回の事業案にも繋がっておりますので
是非、ご覧ください。
失敗の原因
失敗の原因としては、大きく2点。
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①
既存ビジネスではなくスタートアップと言われる革新的な
イノベーション、それは新たなモデル、マーケットに無い
価値を創出することを目的への取り組み。
答えのないこと、そもそも人々が欲求の認知をしていないことへの挑戦。
②
自分のレベルと取り組もうとしていることの内容とのGAP、
更に、自身の強みが発揮しづらい土俵で勝負していたこと。
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皆さんの知っているスポーツ、いくつもあると思います。
上記の内容を、スポーツとサッカーを例に記載していきます。
自分の考えるイノベーションとして、
「存在しないスポーツを創造し、世の中に認知してもらうこと。」
そして、既存ビジネスとは、サッカーというスポーツの中で
「新しいチームを作り、その中での優勝争い(シェア争い)をすること。」
土俵というのは、
「サッカーでのいちプレイヤーとしての活躍の仕方、
試合の勝ち方しか知らないのに、別のスポーツで勝負をしようとすること。」
要するに自分は、
「サッカーをずっとやってきて特有の筋肉がついている中で、
新たなスポーツを創造し、全く使ったことも無い筋肉を使おうとして
成功へと導こうと、答えの無いところへ走ろうとしていたわけだ。」
サッカーでの勝ち方、個人としてPlayする際の
自分を最大限の実績を出す方法は理解しているが、
新しいスポーツを作るということができるかはまた違う話。
よく言われるリクルートが考えたフレームワーク
「Will Can Must」 とで捉えてみるとわかりやすいです。
Willが意味するものは「希望」です。ビジネスにおいては「何を実現したいか」であり、動機や欲求、志など、働く目的に直結するものでもあります。
Canが意味するものは「強み」です。人はみんな、それぞれ異なる強みを持っています。どんなに自分は平凡な人だと思っていても強みはあるものです。
Mustが意味するものは「使命」です。自分が周囲から何を求められているのか、何をやるべきなのかを客観的な視点から見ることです。
上記の3点、どれもマッチしていなかったのが原因です。
(スタートアップビジネスで成功する人は、
どれかに特化していて諦めず、自分の想いを信じ、貫き、
挑戦し続けられる人ということは、熟感じさせられました。)
そのため、この1年間は自分自身に向き合い続けました。
希望に関しては、
「世の中」ではなく、「自分と関わる身近な人」
強みに関しては、
「戦略」ではなく、「行動力/影響力」
使命に関しては、
「理想」ではなく、「原体験」
これが気づけただけでも大きな収穫になりました。
チャレンジして選択肢を増やし、自分に気づく、
そんな性格だったと改めて思わされました。笑
具体的にGAPだったことは?
更に細かくいうと4点あります。
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①事業フェーズ事での経営リソースの分配ミス/不足(最適な人員配置等)
②成長と引き換えの資本投下、資本と引き換えの権限委譲(議決権/レベニューシェア等)
③既存と新規ビジネスの違いの理解/全体設計のミス(全社戦略/オペレーション/マーケティング/ブランド戦略等)
④市場調査/タイミングの誤り(求めているものと提供したいことのGAP等)
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イノベーションは複雑で決して簡単なプロセスではない。
複雑に絡み合う複数の要素を一致させ、柔軟に起き得る障壁に
対応しながら推進する体制と自身の想いやスキルが
足りなかったのは、個人的な原因だなと思います。
自身の好奇心が赴くままにトライし続け、周りが見えなくなってました。
ですが、時間をかなり費やし、概念やフレームワーク、
考え方や捉え方は非常に勉強になり、つけるべき知識や経験、
自分の強みや戦うべきフィールドもしっかり理解できたことは大きな収穫になりました。
最後に
これまで、軸は変えず、事業計画からとにかくピポットを繰り返し、
組織体制やリソースの再配など、とにかく迷いまくり、
自分の想いとスピードが比例せず、あるべき姿と今の自分とのGAPを感じた数年間でした。
強みと弱みや特性、成長と価値に愚直に向き合い、
基盤をとにかく固めた1年。
プレイヤーと監督の思考の差を埋めるのに、とてもしんどかった1年。
今後は、得意とする分野の既存ビジネスを通し、
自分の強みや戦うべきフィールドを理解し、
「半径5m以内の人の自己実現を応援する」ことを
モットーに取り組んでいきたいと思います!
自身の土俵で新たなことに多々挑戦していく所存です。
何のビジネスを創造していたか、気になる方はまたお会いした時にでもお話致します。
また、皆様本年も非常にお世話になりました。
そして、来年も何卒宜しくお願い致します。
良いお年を。
では、また次回の投稿で。
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