4月16日　「夢のまた夢で」

今日の夢はじい（曽祖父）とばあ（曽祖母）が出てきた。

ガラス張りの建物の2階で、建物全体がガラスだった。階段も床も全部。

僕はじいにあった。彼は正装をしていた。スカーフをして、パンツはグレー、シャツもグレーだった。僕はじいが視線に入ってすぐ駆け出して飛びついた。

僕は感無量だった。たくさん涙をした。本当に嬉しかった。

でも、母親が僕に一言告げた。「これは夢だよ」と。　　　　　　　　　　　　　夢の中でこれは夢だよ、と言われたのは初めてだった。夢のまた夢とはまさにこのことだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

昨夜は何だか多くの夢を見たなぁ。起きても疲労が溜まっているような気分だった。ここ最近僕の記録が夢日記のようになってきている。夢日記を二ヶ月続けると夢遊病になるなどとどこかで聞いたが、あれは本当なのだろうか。試してみる価値はあるが、如何せん代償がデカすぎる。それに今は金沢にいるので夢の話しか素材がなく、内容が乏しいが、拠点を変えれば、環境が変われば、必ず他に見えてくるものがあるはずだ。そう信じている。

一日を通して今日は本当に碌でもない日だった。一本「バグダッドカフェ」という映画を見たが、まぁ同作品に救われた。素晴らしい作品に出会えたことで、今日生きている意味、価値が生まれたのだから。　　　　　　　　　　　　　　　　　　おやすみ。AM1:05