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4月17日 引越しの日 大雨

今日は待ちに待った引越しの日だ。                     思えば、荷物もだいぶ増えたものだった。車一台なら余裕かと思っていたが、結局積み込みを終えてみれば、ギリギリだった。夜逃げした車内のようだ。布団がより一層その雰囲気を醸し出している。想定の三倍以上の荷物になってしまった。  モノに囲まれた生活を今まで送っていたことに初めて気づいたわけだ。

もぬけの殻となった部屋を振り返ると思い出が鮮明に浮かび上がった。まるで走馬灯のように。ただ、あと一週間ほどはこの部屋とも一緒なのでここで思い出話を長々と書くことはない。残り一週間、しみじみと味わおう。

夕方に母親と行った小料理屋は素晴らしかった。スッと入っていき余韻を感じるような料理だった。ワインはナチュールワインを提供しており、レパートリーは少なかったもの、十分美味しかった。
余談ではあるが、後ろの六人席に座っていたとある男性のワインうんちく話がやけに鼻についた。良い反面教師だ。頭だけが肥大していくのは良くない。胸にしっかりと刻んだ。

そして先ほどNHK、Eテレで再放送されていた特集番組「エリザベス愛を届けて」に強く感銘を受けた。僕らはもっと国内について学ぶべきだ。そうすると自ずと世界が見えてくる。そうやって視野は広くなっていく。

足元も結局は地球上での話なのだ。

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