前田龍之祐(麻枝龍)

1997年生。日本大学芸術学部卒。連絡先:ryumaeda0103@gmail.com

前田龍之祐(麻枝龍)

1997年生。日本大学芸術学部卒。連絡先:ryumaeda0103@gmail.com

最近の記事

人文書院の企画「批評の座標」に山野浩一論を寄稿しました

 このたび公開となりましたが、人文書院のnote企画「じんぶんのしんじん」のシリーズである、「批評の座標――批評の地勢図を引き直す」に、「SFにおける主体性の問題――山野浩一論」https://note.com/jimbunshoin/n/n506c88200bd4?magazine_key=m2807e120792f という論考を書かせていただきました。  卒論で山野浩一を扱って以来、評論を書くたびに何度も参照し続けているものの、もう正面から山野を論じることはないかな…と思

    • 『TH(トーキングヘッズ叢書)No.96 ゴシック再興』に寄稿しました

       明日発売の『TH(トーキングヘッズ叢書)』最新号(https://athird.cart.fc2.com/ca1/394/p-r1-s/)に、「山野浩一のネオゴシック論ーー二十世紀の前衛文学を包括的に名ざすこと」という論考を書かせていただきました。  ただ、今回の文章は、諸事情ありまして岡和田晃さんとの「共同執筆」という形となっていますーというより、実際には、私の個人的な事情で岡和田さんにご負担をおかけしてしまったというのが正直なところです。この場を借りてお礼申し上げます。

      • 「内宇宙」が「セカイ」と出逢うーー私の「ゼロ年代」

        ※以下は2018年の秋に発刊された『Rhetorica#04 ver.0.0』 (特集:棲家) に寄稿した論考の再掲です (編集部からの許諾は得ております) 。 なお本稿は、誌内のうちで直前に置かれた座談会 (「伊藤計劃連続体――一〇年代日本SFのワンシーン」) への「応答」という意味でも書かれたもので、あくまで雑誌全体の一部としてあるものです。 1  私と「ゼロ年代」の出逢いは二〇一三年、高校に入学してすぐだった。  以来、私が「ゼロ年代」に受けた衝撃、あるいは感銘とは

        • 卒論公開

           2019年12月に提出した卒業論文、「山野浩一論――SF・文学・思想の観点から」を公開します。序論、結論併せて全5章構成で、10万字程度の論文です。 本文PDF https://drive.google.com/file/d/1bikEVg3W9WVBptORlLam6uWBP6fyjJv5/view?usp=drivesdk

        人文書院の企画「批評の座標」に山野浩一論を寄稿しました

          プロフィール(活動履歴)

           前田龍之祐/麻枝龍   1997年1月東京生まれ。日本大学芸術学部卒業。  連絡先:ryumaeda0103@gmail.com  活動履歴・評論「私にとって(ネオ)ゴシックとはなにか--「故郷喪失」の表現として」「SF Prologue Wave」 6月4日公開 https://prologuewave.club/archives/10493 ・書評「文学における「運命」とは何か 須藤輝彦『たまたま、この世界に生まれて--ミラン・クンデラと運命』」『表現者クライ

          プロフィール(活動履歴)