たかが制服されど制服
アロハです🤙
うちの実家のぶどう園が開幕しました。
初モノのデラウエアを頂きました。
甘酸っぱい爽やかな甘みが口に広がりました。
何だかこんなにぶどうが美味しいと感じたのは初めてのような感覚です。
ぶどう屋の次男としてここまで関わったことがなかったからかも知れません。
精神的に。
この一房の一粒の有り難さを
今までで1番感じてるかも知れません。
売り場も変わってきています。
先ずは売り場から。
そんな奥さんや兄の思いから、
不要な物を捨てて
掃除をして
照明をほっこり色に変えて
ぶどうのケースを変えて
看板を変えて
置くものを厳選して
全ては、ぶどうやこの自然(里山の良さ)を際立たせるため。
そんな試みの一歩一歩が始まったところです。
そしてその効果は目を見張るものがあります。
今まで350円のぶどうを置いていたのが、
もう置けなくなって来てる。
似合わなくなって来てる。
そんな声も出始めています。
「適正な価格でぶどうを売りたい」
兄が今年掲げた目標。
昨年、ぶどうが余ってしまい
半値以下で売り捌く。
1年間あれだけ頑張って作ってきたぶどうが最後は二束三文、、、
あれほど悲しかったことは無いと。
適正な価格で売る
↓
お客さん、働く人、マルタ園に関わるすべての人に良い循環が生まれる
↓
幸福や豊かさが沢山溢れる
そんな三方ヨシの循環を目指して。
そんな中制服も作りました。
ホワイトのTシャツにスタッフのプリント
マルタ園のロゴ。
いざ、着てみるとみんなテンションが
上がるようです。
うちの母も父も欲しいと。
そんなの着ないような人たちまで
着たいと言い始めてる。
面白いなぁと思います。
父は今までのやり方を変えるのに、
何か言いたげでございます。
実際、言ってきます。
父の言うことも受け入れながら
歩み寄りながら変革をしていく。
それは簡単なようでとても骨が折れ
労力がかかること。
世代交代の難しさ。
父もつい言ってしまうようです。
こちらも言います。
逃げない。
世代交代から目を逸せない。
戦い、歩み寄り、スルーして、こちらの目的を話し、そんな毎日。
そんな父がTシャツを欲しいと言い、
そんな母がTシャツを着てパートの皆んなに可愛いと言われて照れていたそうです。
統一感。
遠くから来ていただくお客さんを
最大限におもてなす心。
それが売り場を綺麗にする事だったり
心地よい小さな音で音楽をかけたり
エアレジを入れる事であったり
薄利多売。自信の無さからの販売。
働いても働いてもただ辛いだけ
誰も働きに来てくれないから
土日前には親族に頭を下げて連絡をする。
そんな過去見てきた光景。
そんなことからの脱却。
まだまだ前途は長いですが
たかが制服。
されど制服だなぁと感じました。
またそんな事を皆んなで喜び分かち合えるのも
仕事の醍醐味だなぁと思います。
そんなマルタ園の近況を
報告させていただきました。
お読み頂き有難う御座います。
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