親に捨てられる!?
今回は、小学校6年の時に親に言われた衝撃の提案の話をしようと思います。
結論としては、小学校を卒業したら、施設に入らないかって言われたんです。
その時の僕が感じた心情だったり、親のことだったりを書いていこうと思います。
あの日は日曜日で母親も仕事が休みで、家に母親がいて嬉しい気持ちで過ごしていました。
「ちょっといい?」
改まった雰囲気を感じて、僕としてはイジメを受けていることがバレたんじゃないかってドキドキしたんです。
でも、話の内容は全然違いました。
全然違うのに、イジメの話をされるより、もっと嫌な話でした。
「たつやが小学校を卒業したら、〇〇中学校じゃなくて、▲▲学校って施設に行った方がいいと思ってる」
「▲▲学校?引っ越すの?」
「お母さんは、こっちに残ることになる。たつや一人で引っ越しかな」
「え?なんで?お母さんは一緒じゃないの?」
「そこは、洗濯したり、ごはん作ったり、そういうことも勉強できるところで、周りの子も同じような子たちだから絶対楽しいと思うよ」
「一緒じゃダメなの?僕はいない方がいいの?」
母親を完全に困らせてしまってますよね。
空気を読んじゃう子供だったんですが、これを頷いたらダメな気がしたんです。
「このままここで一緒に暮らして、〇〇中学校に通うのだと、またいっぱい辛い思いさせちゃうから」
「お金がなくても、ご飯おなか一杯食べれなくてもいい!離れたくないよぉ」
・・・全力で断っちゃいました。
この時、本当に嫌だったんです。
母親としては、お金のことでこれ以上苦労させたくなかったという気持ちが強かったのかもしれません。
もちろん、真意は分かりません。
もしかしたら、自分の負担を減らすために子供を施設に入れようって考えただけかもしれません。
そこは、もう誰もわからないです。
でも、僕はきっと優しい判断だったんだと思ってます。
離れたくないのは母親も同じで、断腸の想いで話を持ち出してきたんだと思っています。
結局は、全力で拒否したので施設に入れられることはなかったです。
あの頃の僕は、学校ではイジメられていたし、そんな中で母親にも見捨てられるっていう危機感があったんですよね。
親の負担のことを考えると、施設に入っておくべきだったんでしょうけどね。
というわけで、今日のまとめです。
自分にとって大切だと思うことは、全力で守ろうとします。
それは、子供でも大人でも変わりません。
お金がなくても、生活が苦しくても、食べるものに困っても、僕にとっては母親と一緒にいることが正義でした。
それくらいの揺るがない信念を持てるものがあれば、実際ほかに何もいらないのかもしれないですね。
必要最低限の生活で、最大限の幸せ。素晴らしいことですね!
そんな幸せの形を、これからも見つけていきたいです。
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