「みにくいアヒルの子」(新しい視点と居場所)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
皆さんは
「みにくいアヒルの子」
知っていらっしゃいますか?(笑)
アンデルセン童話の一つです。
私は子どもの頃、バイブルでした。
(*^-^*)
…新しい視点…
私の顔は…ブサイク
目は一重で…鼻も低く
鏡を見たくないと
落ち込んだ日々。
それもまだ小学校に上がる前から
ずっと…。
可愛い顔なら、いじめられないのかと。
家庭環境も辛くて居場所もない。
絵本が大好きだった私は
お話の中の主人公に
感情移入することも多かった。
あらすじは
生まれながらに他の兄弟たちと
違う姿のアヒルの子は
いじめられる。
居場所を探してもなかなか
見つからない。
冬を越したその子は死を覚悟して
白鳥に殺してもらおうと近寄ると
温かく受け入れてもらえた。
水に映った自分の姿は「白鳥」
仲間と出会えて居場所を見つけた。
この物語に
今は、ブサイクな私でも
いつか、いじめられない時が来て
本当の居場所が見つけられる。
いつか本当の自分の価値が
分かる時が来る。
そう信じたことが懐かしい。
この童話の教訓として
・自分と違う個性をいじめてはダメよ
・どこかに受け入れてくれる世界がある
こんなことがあるのでは…。
先日、魔王(母)が急に
この物語の話をしてきた。
「あんたが子どもの頃は自分を
みにくいアヒルの子だと
言ってたわねえ~」
…?(;・∀・)
言った? そんなこと…。
自分の心の中だけだと思ってた。
「自分をブサイクだと思っていることが
可哀想だったわ~」
…そんな風に思ってたの?
当時は魔王も私を邪険にしてたじゃん。
私が気付いていなかっただけで
魔王も母としての愛情が私に対しても
あったんだ…。
申し訳ないなあ。
ずっと可愛がられていない記憶しか
なかった…。
みにくいアヒルの子は
他の子たちより卵から、かえるのが
遅かった。
でもアヒルのお母さんは生まれるまで
温め続けてくれた。
本人には見えない「愛情」
生まれてからは邪険にされるけど
温め続けてくれなければ
生まれることさえなかった。
それって…
ありがたいねえ。
ましてや、魔王は私の本当の母。
私の知らなかった世界で
私を愛してくれていたんだ。
40過ぎてから改めて気が付く
情けなさ。
視点を変えたり広く持つことで
ハッと思うことだった。
…そういえば
ディズニーの「ターザン」
ゴリラのお母さんは
愛情いっぱいにターザンを育てた。
あのターザンを見る優しいまなざしも
思い出した。
「目が二つ…」
から始まるセリフ。
噛みしめると奥深い。
40過ぎた娘を見守る魔王
そんな母で私もあり続けたい。
「あんたね~、私の作品に
ケチつけるんじゃないよ!」
(;゚Д゚)…
やっぱり…魔王だ…
そうですね、あなたの作品の
「私」ですよ。(笑)
単純にアヒルよりも白鳥が
優れているとかじゃなく
どっちでもいい。
自分の居心地のいい環境は
探しに行けば見つかるだろう。
今の境遇を悲観するだけではなく
新しい世界に飛び出す勇気を
皆さんも持ってみていただきたい。
私も歩み始めたばかりで
恐怖心と戦っている。
しかし、その先にある
「希望の未来」
信じてみようと思う。
( *´艸`)
私は、魔王と昔の話をすることが
最近できるようになりました。
今までは過去には触れたくなかったので
魔王が昔話をすると嫌な気持ちで
心をシャットアウトしていたのです。
だけど、魔王の心が少しだけ
見えてきたので、ちょっとずつですが
受け入れられそうです。
大人になってこの童話を改めて読むと
子どもの頃とは違った視点が追加されて
新しい発見があるかもしれないですね。
(*'ω'*)
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