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恩送り

自分の中の恩送りについて。

この僕の言う恩送りとは

自分のもらった恩をその人にではなく、
自分と同じ境遇に置かれている
誰かに送ることである。

自分にとってはその恩人は

自分を変えてくれたり、
いろいろなことに気づかせてくれたり、
ともに道を歩んでくれたり、
こんな自分を受け入れてくれたり、
そっと背中をおしてくれる
そんな人である。

そしてその恩を
同じ境遇に置かれた誰かの為にに使うことが
その人にとっての最大の恩返しであると思う。

つまり、
その人から受け取った恩をその人に返すと
その時点でその恩は消えてしまう。

それが資本主義の構図でもあり、
目に見えないものを一つの形(慣習、儀礼)
にすることである。

それを否定するわけではない。

しかし、
真にその恩に感謝し、
敬意を表するならば、
その恩を分け与え、
すべての人と分かつべきである。
その恩は増えることはあれども
決して減ることはない。

たとえその人の体が滅びようとも。

そんな恩を
今はもう地球の反対側にいるあいつには
初めてあの階段で伝えられただろう。


恩を誰かに送れるような人になりたいですね。

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