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人は普通に生きていたらうっすら嫌われる話

自分を正義と思い込む人間の脳

人間というのは、自分の行動を正義だと思い込む生き物です。これは個々の倫理観や価値観の違いに基づくものですが、脳科学的にもそのように作られています。脳の性質として、自分の行動を良いことだと思い込むことで、罪悪感に潰されずに生きていけるのです。

運転免許違反者講習のアンケート

運転免許証の違反者講習で、匿名のアンケートを取ると、「なぜ交通違反で捕まったのか?」という質問に対して、多くの人が言い訳をします。「運が悪かったから」とか「○○のせい」という多責的な答えがほとんどです。「自分が悪かったです。今後気を付けます。」と書く人はわずか2割程度しかいません。

脳の防衛機能

これは人間の脳の防衛機能の一つです。自分が正しいと思い込むことで、罪悪感から逃れられるのです。このことを理解しないと、人間関係で問題が生じます。特に、子供たちにはこの脳の性質を教えていく必要があります。

普通に生きていても嫌われる理由

このような性質がある以上、人間は普通に生きているだけでは、うっすらと嫌われる存在になることがあります。
自分が正しいと思って行動している行いが、他の人の倫理観や価値観に照らし合わせると、嫌悪感を抱かれる物が多数であることがほとんどです。
しかし、自分では正義の行いだと思っているので、その事に気づくことはありません。

まとめ

自分の行動を正義だと思い込むのは、人間の脳の自然な性質です。この性質を理解し、自分を客観的に見る努力をすることが大切です。また、この現実を他人にも伝えていくことで、より良い人間関係を築くことができます。特に子供たちには、脳のこの性質を教え、自分の行動を見直す力を育てることが重要です。

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