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情報発信の大切さを若い教師にお伝えしたい

情報発信,ここでは自らの情報を自分のメディアとして世の中に共有することと考えています。

ブログ,YouTube,Twitter,Podcast,電子書籍・・・なんでもいいんです。このnote も自分メディアとしてとても優秀です。

なぜそれを若い先生方に伝えたいかと言うと,理由は3つ

🌻それができる世の中になっているから
🌻自分の経験に基づく知識の共有により教育界が底上げされるから
🌻情報発信の大切さを感じている人がまだ少ないから

情報発信できる世の中

現在は,自らの知見,経験をさまざまに発信できる環境,プラットフォームが備えられています。

この歴史上類を見ない好環境な時代に,ぜひ持っていらっしゃるものを発信して欲しいとっ考えているのです。

僕らが20代の頃は,インターネットがない時代です。日本の教師たちがその技能を高めるための知識は,本かテレビ,または講演会などに出向いてというせまく,偶然の出会いに左右されるものでした。

また,自分が何かうまくいったことを伝えたくても,職場の同僚に話すか,論文を書くかくらいしか選択肢がありませんでした。

向山洋一氏による「教育技術の法則化運動」は,そんな教師たちに活躍の場を与えてくれるプラットフォームをつくたこと,知の共有により自分の脳力が大きく伸びることを実感させてくれたことで,大きく貴重なチャンスとなりました。


しかし,情報の瞬発性は低く,これらの運動の花が咲くのは,インターネットの普及を待ってからとなりました。

そして,今はその時代です。

情報発信をしないともったいない,そんな時代です。可能性は開かれている。ですから,ぜひ情報発信をしてほしいと思っているんです。


自分の経験に基づく知識の共有により教育界が底上げされるから

得てして,教師は自分の経験,知見を過小評価しています。

しかし,教師を10年もすればすごい力が見についています。

45分という時間をうまくマネジメントして,子どもたちの学習を深めたり
子どもたちのさまざまな発言を交通整理して全体の学習を進めたり
目の動き,指の動きでその子が発言したがっていることを感じたり

それぞれの教師が実はすごいスキルを身に着けています。これは,誰にでもできることではありません。

しかし,当の本人たちにはまったくそのことを価値ある能力だと感じてはいないようなふしがあります。

自分にとっての当たり前のスキル,やり方,成功事例。

それが,人にとってはどれだけ価値あるものになるのか。そのことをぜひ知ってもらいたいのです。

多くの教師たちが,自分のメディアで情報発信を始めたら,これはかなりすごいことになると信じています。


情報発信の大切さを感じている人がまだ少ないから

「いや,そんなことはない。今はたくさんの教師たちがTwitterで発言しているし,Facebookやブログ,YouTubeで自分の知見,経験を配信しているよ」と言われるでしょう。

確かにそういう教師が増えています。若い頃の私からすればうらやましいかぎりです。

しかし,それはまだ一部の教師。

職員室を見回したとき,そのような情報発信をしている教師がどれだけいるでしょうか。

多くの教師は,自分を外に出すことに抵抗があるし,管理職や教育委員会も実名で何かを発信することに目を光らせていますし。

しかし,その状況をなんとか突破できたらいいなと思っています。

確かに信用失墜になるような記事をブログやFacebookに書いていたなどで新聞報道されるようなことがよくあります。不用意に投稿してしまうんです。

こういうことではなく,教育界全体のためになる情報の発信は活発に行うべきだと思うのです。

私のように実名でなくても構いません。

私も20年以上,別の名前でブログ,YouTube,Twitter,電子書籍などで情報を発信し続けてきました。


情報発信のちからは教師にとって大切なこと。十分に語り尽くせていませんが,そろそろ出勤の時間になりました。

またどこかで。


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