ちびちびクラブの思い出

今まで発達障がいの子どもたちと関わる機会は少なかったと思っていましたが、最近ふと思い出しました。

24年前、私は社会人から広島の作業療法の専門学校に入りなおしたとき、学校内で「おにぎりクラブ」というボランティアグループを作りました。いろいろな分野のボランティアに参加させていただきました。

その中で、「ちびちびクラブ」という発達障がいの子どもたちのボランティアを月一回行っていた楽しい思い出が蘇ってきました。

地域の集会所で、子どもたち10名とお母さん方10名、近所の高校生や専門学校生、大学生のボランティアが集まって、お誕生日会などのイベントをしたり、昼食を食べたりして賑わっていました。子どもたちと鬼ごっこをしたり、絵を描いたり、紙細工を作ったり、石投げ遊びをしたりして、とても楽しい時間を過ごしました。

その頃は気軽に参加していましたが、今考えると、月一回でもそういった場があることは、子どもたちやお母さん方にとって、とても大事な時間だったのだと思います。

広島市安佐南区は学校がたくさんあり、学生も多く、ちびちびクラブのようなグループを作るのに適した場所だったのだと思います。

3年間ほど参加しましたが、だんだん子どもたちも大きくなり、「のびのびクラブ」や「ちびちびクラブジュニア」ができました。今ではその子どもたちも成長しているという話を耳にしました。

これからの時代、「ちびちびクラブ」のような地域で楽しく集えるグループが、ますます必要になると思います。

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