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掌握小説集

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「書ける世界は人間が作ることができる(?)」 (すべてフィクションです)(´ω`)
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#ショートショート

蜂のダンス(フィクション)

「最近、面白いことがわかったんだ。」 「ほお。今日は、どの動物についてかな?」 「これを作…

Ryuji.M
5年前
3

おいしいお肉

「いらない。」 「えっ。どうしてかな?」 「おいしくないもん。」 「これは、なかなか手に入…

Ryuji.M
5年前
4

変な本屋

駅前に新しい本屋ができたので入ってみた。 ふかふかの椅子に座って、本を読んでいる人がいる…

Ryuji.M
5年前
11

故障の原因

少し小説を。 「うーん。これはどうしようもないな。」 シュレッダーを見た修理の人が言った…

Ryuji.M
5年前
7

政府よりも企業

本を読んでいると、老人に出会った。 ー「紙の本とは珍しい。同士だな。」 彼も紙の本を持っ…

Ryuji.M
5年前
4

自動翻訳主義者へ

ー「寝耳に水だった。」 久しぶりにオロオロしている彼を見た。 「OT社のことかな」 ー「そ…

Ryuji.M
5年前
3

車のへこみ

朝起きてみると、車にへこみがあった。 契約会社に連絡すると、無料で直してくれるという。 まあ、そういう契約で使っているから、当たり前なのだが。 知っている通り、自動車の自動運転技術競争は激しさを増している。 日本企業も努力していたが、先にA国とC国が完全自動運転車を発売した。 それらは日本にも輸入されたが、数年前に政府が決めた「AI運転自責法」のため、なかなか普及していない。内容は単純で、自動運転時の事故は運転者の責任というもの。 お陰で、完全自動運転車もセミオート加工され

データ・インカム

ー「最近、好きなことができるようになったんだ。データ・インカムって知ってる?」 「なにそ…

Ryuji.M
5年前
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