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やっぱりポートランドっていい街だわぁ

Photo: Pioneer Courthouse Square  Photo by Twelvizm
License: CC BY-ND 2.0

毎週水曜の早朝(7〜8時)にやっている、文化雑談会「トーキョーアーツのれん会」の話題を共有するnoteです。先週の話題から。

〔前回ののれん会では...〕

◎ポートランド(オレゴン州)から一時帰国した元・国際文化会館の笹沼さんが参加。
日本でも大人気なポートランドのことをいろいろ聞きました。
いいところはたくさん本や雑誌に書いてあるので、負の側面を聞きました(笑)

1970年代の市長の英断で、街の発展を抑える施策をとった結果、人に優しい住みやすい街ができた。
のだが、、、
現在は、住みやすい街として人がどんどん流入してくる
その人口流入に対して街の既存インフラ(主に道路)が追いついていない。

自転車は便利、また、Trimetの経営する、ライトレール、バス、ストリートカーも充実している
▼Trimet
http://bit.ly/trimet-portland

自転車はいいけれど、自動車中心生活だと常に大渋滞。
また、いたるところにアパートが林立して、常に工事している。
でも駐車場がないので、路上駐車が溢れていて、車で移動しても、駐車場所探しに時間がかかる。
家賃が高騰して、郊外に引っ越さざるを得ない人も出てきた。
人種は白人中心だが、白人至上主義は感じない。

プロスポーツはあまり盛んではないが地元大学のスポーツチームを応援する文化がある。
リベラルな街、ちょっと郊外に出ると農地がある。
毎週土曜日にファーマーズマーケット(州立大学のキャンパスで)がある。
ファーマーズマーケットで人気が出て路面店を出す、という現象も。
外食率が高い(物価が安いわけではない)。食材はローカルなものが手に入るので、レストランも地元食材が中心。
PAWELL'S(本屋さん)もいい、街の1ブロック全部が本屋で店内は、同じ本でも新品と古本が並んでいて好きな方を買える。
▼POWELL’S CITY OF BOOKS
http://bit.ly/powellsbookstore
その本屋の前に詩を作ってその場でタイプして売ってくれる若者もいたとか。

ということで、ポートランドは自動車で移動すると大変だが、それ以外はやはりいい街だなという印象でした。

◎浅野さん(ぴあ総研)も久々の参加
今、ナイトカルチャーのことを調べているということだったので、
(以前も紹介した)ロンドン市長が出した24時間都市ビジョンが再度話題に。
夜の経済だけでなく、様々な時間帯で生活する都市生活者の多様な生き方を肯定し、そのことで、新しいビジネスや雇用を促進していこうという考え方が書いてあります。
▼24 hours London Vision(英語)
http://bit.ly/2yQ3wUn

◎初参加の古川さん(編集/ライター)
江戸時代の遊び「ずぽんぼ」を復活させるプロジェクトをやっている
たまたまEU-Japan Fesのパーティーで福冨さん(セゾン文化財団)の隣になり、ずぼんぼの説明をしたら、ペチャクチャナイトを紹介されて、そこでプレゼンしたことがきっかけで、このプロジェクトをやるようになった。
▼Pecha Kucha Night
http://bit.ly/pechakuchatyo
▼ずぼんぼプロジェクト
http://bit.ly/zubombo

◎生協の前田さんからは、Greenzが主催する、Green drinks(ボッシュカフェ)で、渋谷区の副区長から、渋谷を歩行者都市化したいという話題が出て、グラスゴーの視察報告をしていた、という話題。
http://bit.ly/greendrinksjp

歩行者都市のまちづくりといえば、「喫茶ランドリー」の株式会社グランドレベルの活動も成果が出ている
▼喫茶ランドリー
http://bit.ly/kissalaundry

ということで、話題豊富な朝でした。

2018.6.6 @PUBLIC HOUSE渋谷 7名参加

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