ブルベ冬の就活メイク
お久しぶりです。長かった就活もようやく終わりました。私が就活を始めるにあたってまず躓いたのは、就活メイクです。というのも、就活メイクで勧められる色は大体イエベ春向けなのですが、私はイエベ春の色をつけると顔色が死にます。ベージュブラウンのアイシャドウにコーラルピンクのリップなど苦手な要素しかありません。しかし、得意なブルベ冬の色は派手で濃いめの色ばかりなので、普段のメイクのまま行く訳にもいかない状況でした。自分なりに試行錯誤して、就職課の人からも太鼓判を貰えたナチュラル就活メイクをご紹介します。
諸注意
説明に行く前に、注意がいくつかございます。まず、志望業界についてです。私は服装が比較的緩くても大丈夫なIT系を志望していました。そのため、少し濃い色を使っていても似合っていれば大丈夫だろうと胡座をかいていました。一方、金融系や公務員など服装がガチガチに厳しい業界もあります。そういう所を志望している場合は、似合うかどうかよりも規則に従えるかどうかを見られるので、大学の就職セミナーなどで習った内容そのままのメイクをした方が良いです。
次に、セカンドシーズンについてです。私は1stブルべ冬、2ndイエベ秋です。そのため、濃くて暗い色が肌に馴染んで見えます。その特徴を利用したメイクもあるので、おなじブルベ冬でもセカンドシーズンが異なると、少し浮いてしまうかもしれません。このアイテムはセカンドシーズンが同じでないと就活メイクにしては派手になっちゃうかも・・・という場合は明記しますので、その辺も考慮してご覧ください。
ベースメイク
では、本題に移ります。まず、ベースメイクです。下地は崩れなければなんでもいいのですが、ファンデーションの色味は合っているのに越したことはありません。私は肌が明るめでピンクがかっているので、この色を買いました。
いわゆるブルべ冬にありがちなピンク肌で肌色明るめな人はこれをそのまま買っても大丈夫だと思います。そんなに肌色が明るめではないという人や、ブルべだけれどすこし黄味肌寄りだという人も、このファンデーションは色数が多いのでぴったりの色が見つかると思います。Web限定色もあるので、まずはネットで見て気になる色が店頭販売していれば試しに行くのもいいですね。
多分肌色が明るめな人は韓国コスメにも合う色が見つかると思うのですが、あちらで主流になっているクッションタイプは減りが早く、リキッドタイプもありますが少しお高めです。就活はいつまで長引くか予想もつかないし、10月まで就活している先輩もいました。クッションファンデの減りの早さなど、月日の経過を感じるアイテムは極力減らした方が精神安定上いいです。その辺を考慮すると、色が豊富なプチプラファンデーションで大容量という二つの要素を兼ね備えているものはメイベリンのこれかなと思います。就活メイクでぜったい失敗したくない!という気合の入った人はデパコスの方が色が豊富でBAさんに相談しながら選べるので、お高いですが確実に合った色を選べます。
パウダーは、これも崩れなければなんでもいいです。強いて言えば、色が透明でマスクに付きにくいタイプの方がいいかもしれません。面接の最初にマスクを外して顔を見せたりするので、マスクの裏がパウダーで汚れていると目立ちます。私はセザンヌの毛穴レスパウダーを使っていましたが、現在品薄状態のようです。
クラブのすっぴんパウダーもお直し用に持ち歩いていました。これはパフが分厚くて塗りやすいのと、容器が缶なので蓋が開いてこぼれる心配もなかったので持ち歩きに最適でした。もちろん色もつかず、サラサラになります。ただ、香りがついているので、苦手な方はいるかもしれません。
ポイントメイク
いよいよポイントメイクです。中でもアイシャドウでかなり苦戦しました。アイシャドウは2種類を使っていました。
1つ目はヴィセのパノラマデザインアイパレットのBR-5番です。左上の明るいカラーと、右下のブラウンカラー、一番下の締め色の3色を使っていました。このアイシャドウはブラウンが黄味過ぎず少し暗めだったので、顔色も大丈夫でした。これはセカンドがイエベ秋の方は合うと思います。セカンドがブルべの方は浮くかもしれません。
2つ目はヴィセのジェミイリッチアイズのGY-7番です。これは右上のラメ以外の3色を使って仕上げていました。このアイシャドウはブルべ冬の人ならだれでも似合います。仕上がりがグレー寄りなので、いわゆる就活メイクしてます!という感じからは遠ざかるかもしれません。自然に陰影がつき塗ってる感が出ないアイシャドウです。
注意点としては、この2つのアイシャドウは少しパールが入っています。ラメカラーを避けても、自然な艶のある仕上がりになります。私はBAさんに「あなたの顔にマットすぎるアイシャドウを塗ると逆に不自然に見える、少しパールが入っていた方が自然」と言われたため、この色を塗っていました。顔が大人顔寄りで上品な雰囲気を出したいならパールがあってもいいのかな?と思います。服装厳しめ業界の人はマットにしておいた方が安全です。
アイブロウは、普段通りにしていました。主に使っていたのはこの2つです。
いわゆる「黒め髪に合う」アイブロウなら大体合うかなと思います。よく「アイブロウはグレー系に!」とのアドバイスを聞きますが、グレー系は慣れないと濃くなりがちです。アイシャドウが薄いのに眉色だけ極端に暗いと浮きます。ブルべ冬ならモーヴブラウンくらいがちょうどいいのでは。
眉書くの苦手なんだよな・・・という人はこういう斜めカットの柄が長いアイブロウブラシを買った方がいいです。これは就活メイクだけでなく普段にも使えるアイテムです。眉毛が圧倒的に書きやすくなるので、買って損はありません。
アイライナー、マスカラは黒ければなんでもいいです。黒のアイライナーは濃く見えない?と心配になる方もいらっしゃると思うのですが、就活メイクは全体的に薄いので、アイライナーをハッキリした黒にするとバランスが取れます。もちろん、目頭から引くと濃すぎるので、目じり部分に少し引くくらいがちょうどいいです。マスカラも黒で合わせると一体感が出ます。でも面倒くさい日はつけてませんでした。しいて言うならボリュームタイプよりロングタイプの方が自然に見えると思います。
チークは艶の少ないローズピンクを選べば間違いないと思います。私は気合を入れてラデュレで選んでもらったのですが、今は無くなってしまったので参考にはならないと思います。
もしプチプラで選ぶならこういう色を選びます。明るいピンクだけど、少し青みのある色がいいですね。プチプラチークはブラシが使いにくいこともあるので、大きめのブラシを別で買った方が使いやすいです。私はダイソーで適当に買ったのを使っています。
ハイライトとシェーディングですが、これはあまり入れ過ぎないほうがいいかもしれません。シェーディングは眉毛から鼻筋に繋がる所のノーズシャドウをアイブロウの一番明るい色で塗るくらいに留めたほうがいいです。ハイライトはオンラインで顔が見られにくいなら鼻筋に少し入れてもいいかも・・・?という感じです。派手なキラキラは就活メイクの大敵なので、終わるまで我慢しましょう。
最後に、リップです。ここでもかなり苦戦しました。用途や状況によって使い分けているので、アイテム数がかなり多いです。
一番よく使っていたのは、イブサンローランのルージュヴォリュプテシャイン87番ローズアフリックです。リップだけは失敗したくないのでBAさんに選んでもらいました。この色は不思議で、自然なコーラルっぽいピンクに見えるのに青みも入っているので顔色が死にません。セカンドにイエベが入っているブルべの人は大体似合うと思います。厳しめ業界の人でも大丈夫なピンクです。
就活では毎日同じメイクをするので気分が滅入ってきますが、憧れブランドのデパコスがあると気分が上がります。よく聞く評判としてはマンゴーの香りが賛否両論でしたが、私は気に入ってます。ただ、質感が艶っぽいので、取れやすくはあります。下にティントを仕込んだ方がいいかもしれません。
誰にでもおすすめできる価格帯なのはセザンヌのウォータリーティント06番です。自然なピンクかつ青み寄りなので、厳しめ業界の人も大丈夫だと思います。対面での面接など、絶対に失敗できない日はこれとイブサンローランを使っていました。
https://www.nomorerules.net/pickup/lip_monster/
次に登場頻度が高かったのはリップモンスターの07番です。この色は「ブルべの粘膜色リップ」と雑誌などで評判が高く、付けると自然に馴染むけれど何か塗ってる感じは出る、という色味です。そのため、この色は就活メイクには少し濃いかもしれません。けれど、これは顔色が悪くなりがちなオンライン面接のときには最適なのです。YouTuberの濱澤ゆうりちゃんが「就活でオンラインの時は少し濃い色を塗った方が顔色良く見える」と言っていましたが、まさにその通りでした。彼女はもう引退してしまったので該当の動画は残っていないのですが・・・寂しい・・・。
「リップモンスターなんて品薄で買えないよ!」という方もいるとは思いますが、この色はマジで最適だったので紹介させていただきました。頑張って買う方法としては、ドラストをこまめに見回る、入荷通知アプリを使うなどでしょうか。早く転売が無くなってみんなの手元に行き渡ることを願っています。
また、セカンドがイエベ秋かつオンラインで濃い目にしたい、という場合にはセザンヌのラスティンググロスリップ401番も使えます。ただし、これはセカンドまで一致していて、かつ志望業界もゆるめでないと確実に濃すぎるので使える人はかなり限られてくるかなと思います。
他にもMACの過去の限定リップなども使っていましたが、もう入手困難なので詳しくは書きません。これらの5本くらいのリップを、その日の状況や気分によって使い分けていました。
すべてのメイクが終わったら、仕上げにミストを振った方がいいです。かなり崩れにくくなります。就活においてメイクの崩れ、特にベースメイクのヨレはマイナスに繋がります。大事な場面の直前にトイレに立ち寄って化粧直しをするのも大事ですが、ミストを振るだけでも崩れにくさが変わります。人によっては真夏に就活をするケースもあると思いますので、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
最初はどうなるかと思った就活メイクですが、何とか仕上げたら就職課の人からも大丈夫だと言われ、面接も突破できました。少しパールや濃い色も使いましたが、派手に見られたことはありませんでした。むしろ、「うちにはお堅いかも」と言われてお祈りされた企業もありました。私の性格の問題かもしれませんが。色々あった就活からも無事に解放されたので、残り少ない学生生活を楽しもうと思います。このnoteが就活メイクで悩んでいる方の参考になればうれしいです。
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