マイクロアグレッションについて

こんばんは、今日は、インスタの投稿でチラッとみつけたマイクロアグレッションについて考えてみます。

無意識の行動や言葉に何気なく表れる差別や偏見である「マイクロアグレッション」。明確な差別だとは認識しにくいものの、障害者や女性、セクシュアルマイノリティ、人種・民族的少数者などが日々、積み重なるように体験し、「現代的な差別」ともいわれます

huffingtonpost.jp

マイクロアグレッションとは、国籍や人種、性的志向などのマイノリティの方達を、人々の些細な言葉で無意識なうちに傷つけてしまっていること。蚊にチクチクと刺されるような痛みがすることから、”Mosquito Bite”と喩えられることもあります。

アメリカ出身のアフリカ系の方の例では、「本当はどこ出身なの?」とか「英語がうまいね」と聞かれたり。髪の毛触っていい?って言われたり。こういう蚊に刺されたようなチクチクを毎日毎日受け続けているのですね。

些細なことだけど何度も何度も聞かれると確かにうざい。僕がアイルランドに留学に行ったとき、「日本人はシャイだから」ってめっちゃいわれた。確かに僕はシャイだけど、そこまで何回も言わないでって思ったし、何でもかんでも日本人に括らないで、自分を見てっていう気持ちになったなあ。逆に、ゲイの友人にどういう接し方をすればいいか悩んだ時もあった。

マイクロアグレッションは、現代的な差別と言われているらしいけれど、これの問題は、マイクロであるがために言われている本人以外は差別に気付きにくいということだと思います。

周りの人は、悪気は全くなくて、その人と仲良くなりたくて、相手の”違い”に興味を抱いているだけなのかもしれない。正直、当事者にならないとウザさを想像するのさえ結構難しい気がします。

だから、今後どうする?と聞かれたら答えるのは難しいけれど、差別って結構日常に潜んでいるんだなあというのは頭に入れとこうって思いました。

そして、案外日本人以外の人も、小さなことでも気にするし、他人のことを考えて言わない、っていう考え方もあるんだなあと思いました。



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