マレーシア大学留学とビザの現状とトラブル (Student Pass)
こんにちは!
マレーシアの暖かさがもうすでに恋しいMayuです!
今回のブログでは前回同様のテーマ「学生ビザ」についてです。先月の本帰国にまつわるビザ更新についてのトラブルのお話を書いていこうと思います。
ロックダウン中の学生ビザ更新
マレーシアでは翌年3月からいまだに様々なレベルでロックダウンが続いております。去年始めに比べれば、生活や外出については普段と変わらない日常が少しづつ戻っており、特に不便はありません。
しかし!!
移民局が10月に施行されたCMCOの影響で閉まってしまいました。
(個人的にマレーシアのビザに関して手順が多く、複雑なので1番空けておかなければいけない政府機関だと思うのですが....)
ただ、閉まったといえども大学や企業など外国人に対してビザサポートを行なっている機関や会社へのVisiting Arrangementは組まれているそうです。私の通うSunway Univeresityは毎週火曜日に固定のアポイントメントでした。
私はCMCOが再発足する数日前にパスポート原本を提出し、ビザ更新が本格的にスタートしました。今思えば、ビザ更新せずにビザが切れると同時に帰国すればよかったと少し後悔しています。
とはいえ、ビザ更新を始めた矢先にロックダウンの発表はもうどうすることもできないのでただひたすら新しいビザとパスポートが返却されるのを待つのみでした。
そして待つこと1ヶ月、当時のビザが失効間近に迫る中でもパスポートが返却されずインターナショナルへ訪れるとまさかの「まだだよ」発言!
あと2週間経っても連絡がなかったらもう一回来てと言われしぶしぶその日は帰宅。しかし、もうセメスターも終わりに近づいていた中で周りは全員帰国予定で長い休みを1人でどうしようかということに加え、編入先ももう確定していたのでマレーシアに残っている理由がない。
そこで、もう学校も残り1セメスターでオンラインが99%確定している中でどうにかパスポートを返してもらう方法はないか?もしくは、帰国する方法はないか?と再度インターナショナルオフィスへかなりしつこく掛け合ったところ2つの案が提示されました!
ビザ更新中でも帰国する方法
⓵移民局が開くまでマレーシアに残る
⓶ビザ更新を止め、スペシャルパスを発行して帰国
私の場合は上記で書いたように、マレーシアに残らなくてはいけないことがもうなにもなかったので迷わず2番目のチョイスを選びました。
ビザ更新を止める手続きに関してはビザ用規定の写真1枚と所定の書類に情報を記入し、サインするだけでした。それともう1つ、航空券の予約チケットのコピーが必要です。スペシャルパスの手続きは大学がすべて行なってくれるということでした。
ここだけの話、ビザのシールをパスポートへ貼りに行くまでは大学でパスポートが管理されているみたいです。私の当時の心情としては、すぐそこにパスポートがあるのに手が届かないいいい、といった感じでした。
海外滞在中におけるパスポートの価値は計り知れない上に、命の次に大事といっても過言ではないと思います。また、マレーシアは何においてもパスポート原本とパスポートナンバーが必要、要求されます。そのような国でなぜビザ申請・更新にパスポートを1ヶ月以上も提出しなくてはいけないのかが永遠の謎です。しかし!それがマレーシアのルール!こちらは滞在されてもらっている身、従わなくてはいけません。
書類を提出してからスペシャルパスが発行され、パスポート原本が返却されるのが約2週間程度。1度マレーシアに来た時にスペシャルパス発行は体験しているのでそこまでドキドキ感はなかったです笑
ただ、CMCOの影響でスペシャルパスにも遅れが生じているとのことでした。ところが、飛行機のチケットをすでに発行し、提出していて帰国とビザキャンセルということなら移民局に対してプッシュできるとのことでした。
2週間大人しく静かに待っていようかとも思いましたが、ビザとパスポートに関する大事なことなのでこまめにインターナショナルオフィスへ出向くとともにメールでも確認!
この頃にはすっかり担当の方達には名前と顔は覚えられていました笑
毎週火曜日にしか移民局のVisitingが許されていないので、帰国直前の火曜日にはちゃんと返ってくるよね?とひやひやしていました。
実際本当にギリギリの時点でのパスポート返却だったので、飛行機のチケット取り直しを覚悟しました。
パスポートをコレクトしに来いとの連絡を受け、インターナショナルオフィスへ行くと担当の方が軽く「もしマレーシアへまた入国したかったら2ヶ月前に必ず連絡ちょうだいね〜!Have a safe flight home!」と言われかなりあっけなかったです!笑
この時の注意事項として伝えられたこと:
⓵移民局からの手紙は見せろと聞かれた時だけ見せなさい。自分からは絶対にみせないで。
なぜなら、卒業や退学でなくまだ在籍中だから。
⓶EMGS(教育省)にはビザ更新がこの先ずっとActiveになってること。そのため、マレーシアのビザを再度取得か別の国でビザを申請する際に理由を聞かれる可能性があること。
(理由はコロナ渦なので、基本的にはなにもトラブルは起こらないだろうとのこと。)
⓷ビザ更新を止めて、ビザはもうすでにキャンセルした状態なのでさらにもう手続きは一切ない。
(マレーシアからの本帰国の際はビザをキャンセルする必要性があります。これを行わないと自分と大学側が移民局とトラブルになり最悪ブラックリストに名前が掲載されてしまうとか..)
この方法をお勧めする人
私が取った日本へ帰国する方法は全員にお勧めできる方法ではありません。
まだマレーシアの滞在予定や卒業まで時間がある方は「ビザ更新をしっかり終わらせて帰国する」か、「帰らない」といった選択の方が賢いと思います。
しかし、もう帰りたいんだ!という方は上記の方法を試してみるのはアリかと思います。なぜかというと、異国の地でこのパンデミック。じっくり考える必要はありますが、ビザトラブルの説明は基本的にコロナだったからで済みます。また、無理をして心と体を壊すよりは良いかと思います。
まとめ
まだまだ先の見えないマレーシアのビザ事情ですが、何かしらの道はあります。密にビザのスポンサーとコミュニケーションを取り方法を見つけるしかないのでしょう。
ここまでロックダウン、パンデミックが世界中で続くので滞在するか帰国するかで正しい選択肢はないですし、その選択を他人が批判できるものでもありません。
しかし、渡航に関する然るべき手順と理由(長期正規留学、駐在、結婚等)は必要だと個人的には考えています。
皆さんはどう思いますか?
また、この記事が誰かのビザトラブルや情報に役に立てば嬉しいです!
Mayu
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