「花束みたいな恋をした」を観たはなし
「花束みたいな恋をした」を観てきました。
有村架純さん演じる絹と、菅田将暉さん演じる麦。ふたりの5年間に渡る日常を瑞々しく描き出すラブストーリー。あらすじとか見どころはこちら。
日曜日の昼下がり、ささっと観てきました。ほぼ満席状態。確かに予告はよく見たような。さすが有村架純さん・菅田将暉さん×坂元裕二さん×土井裕泰監督の座組み。
友人から強く勧められ観てきたのですが・・・
これがものすごく良かった。
ちなみに恋愛映画はそんなに観ないし、好きなほうじゃないけれどこの感想です。あ、でもネタバレにならない程度に一つだけ言えるとすれば、「500日のサマー」とか「LALALAND」好きだと好きかも。笑 そんなことない?
そんなんで映画が始まって「おいおいこんなことありえないだろう(ニヤニヤ」なんていう野暮なツッコミを斜に構えて脳内で連発した序盤。しかし物語が進むにつれてピサの斜塔ばりに斜めだった構えもどんどん真っ直ぐに。(あれピサの斜塔ってそんなに斜めじゃない・・?)気づけばエモエモのエモの境地に達していって・・・。とにかくエモい。エモエモのエモなんて初めて使ったぞ。それくらいにはエモい。どれくらいエモいかっていう例えが出てこないくらいにはエモい。というかエモいってこれかあ〜て気づく。主演のふたり。”5年間という時間”を見事に演じきっています。社会人3年目、26歳になろうとしている今、この作品と出会うことが出来て良かった。
大切な人との今を、より大切にしたくなる一作です。迷っている人はぜひ。
帰りテアトルの階段を上がる途中、彼女が『お腹空いたね〜』と。道路の先にはジョナサンが。
ふたりとも「・・・」
その意味はどうぞ劇場で。