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京都移住日記#5/当たり前を疑う

20代のときに起こした落馬事故で、座骨と胸椎を骨折する大ケガを負って以来、梅雨や寒い時期には何年かに一度痛みやだるさには随分悩まされました。

この春の自粛期間には、運動不足の影響かその痛みがこれまでにないほどひどくなり、
歩くのも、寝返りを打つのも困難に。
バスに乗るにもポールにしがみついて身体を引き上げないと乗れない状始末。

こりゃー困ったな。
こんな状態じゃ普通に生活することもできない。

そんなとき、zoomミーティング中に友人Sが、遠隔でレイキヒーリングとカラダスキャンをしてくれました。
Sはプロのコーチだけど、整形外科勤務の経験がありレイキも学んでことがあるというのです。

おかげでなんとかソックスを座って履ける状態に回復!

「後遺症からの痛みって決めつけなくていいかもよ。
他に原因がある氣がする。」

えええ!?

右下半身不随から奇跡的に歩けるようになっただけでももうけもん!
この痛みとは一生付き合うもの
後遺症って治らないだろうし、わたしは痛みに耐えられる

ずっとそう思ってきたことを伝えると、

「半年もリハビリしたんだから、ほとんど治ってるはず。
治るんじゃないかな。」

衝撃でした。

これが治ったら…そりゃあ嬉しいよ。
嬉しいけど、ほんとに!?

20年も耐えることが当たり前だったが故に、にわかには受け止められませんでした。

こういう症状って、残念ながら病院の治療では治らない。
それまで定期的にお世話になっていたのも全国展開の民間療法の施設でした。
よし、久しぶりに施術してもらいたいけど、コロナで休業中らしい。
そろそろ予約診療だけでも再開されないかな。
期待を込めてホームページを開くと…

え!?!?!?
閉鎖された!?
うそでしょ!?

全国の主要都市にある会場をいったん閉鎖なさったというのです。
東京では自宅から近く毎月通い、京都にも会場があって頼りにしていたのに…ショックすぎる!!
どうしたらいいの!?
この体これからどうやってメンテしたらいいの!?

普段なら、
あ、これはもう卒業で他に合うところがあるんだな、とか
京都で別の頼りになるところが見つかるんだな、とか
切り替えるところ、それがなかなかできない…

打ちひしがれたまま就寝…

そしてその6時間後です。

いつになく朝早くにお友達のゆーこちゃんからLINEがきました。

「聞いて、なおちゃん(わたしの名前)!
出会っちゃった!!」

(!!!!!)
「きゃーーー!
やったーーー!
おめでとう!!!」

素敵な出会い♡があったことがすぐにわかり、
もう朝からにやけが止まらない。

よかったなぁ。。

彼女がホンキで「出逢おう」と思ってから、わずか数日の間の出来事。

ほろりとしながら、興奮しながら、
しばらくやりとりしていると…

「それでね、すごい施術を受けたの!
治療中泣きそうになるくらい!」

え?施術??
治療???

なんとお相手の方は、施術院の院長さんだというのです。

早速ホームページを見てみると、
んん?なんだかフツーの整体院じゃないぞ?
これはなーんかいいニオイがするぞ。

出会いの報告だけでめっちゃ嬉しかったのに、
これはもしやわたし、即会いに行けちゃう感じ!?

前夜の絶望から一転、
はやる気持ちに、受付開始の9時になるのを待ってお電話してみると、
めっちゃ明るい感じの院長さんが、症状を丁寧に聞いてくれます。

ヒアリングだけで既にいろいろ「バレてる」感じ。。

さらにさらにたまたまその日一枠だけ予約が取れるとのこと!

体のことを後回しにした結果の今。
さらには、ご縁ある大好きなお友達が出会っちゃった方。
これは行くしかあるまい。

ややこしい体なんでメニューはとりあえず伺って相談、となり、いざ太秦へ。

到着するなり、玄関でごっつい金龍さんの置物に迎えていただき、ご挨拶。

問診票を書いて、事故や後遺症の経緯をお話すると…

確かに痛みのきっかけ、トリガーになっているのはそのケガであっても、
元の元の原因は、

「頸椎に、子供の頃、8才から10才くらいかな…その頃に受けた傷、怒りがあって、それからきてるかも。」と…

何!?
何が見えてんの!?

そのころといえば、まあ確かに両親の泥沼離婚劇の真っ最中でしたな。。
と、まるで他人事のように思い出す自分に後からハッとしました。

本当は傷があった。
怒りに溢れていた。

思ってもみなかったアプローチに、目を白黒しつつも、
まずは何やら特殊なマシンで体のスキャン開始。

見事に健康診断で引っかかっていたところ、
逆に全くノーマークの部位がブラックなサインを出しつつも、全体的にはいい感じ!

骨折した背骨も骨盤も足もさほど悪くない。
しかし、院長ご指摘の「怒りのある場所」である頸椎あたりからは微妙な結果が…

アプローチする場所がだいたい特定できたところでいよいよ施術。

出逢っちゃったゆーこちゃんも駆けつけてくれて、見守ってくれます。(今は彼の奥さんです♪)

バキッとかゴリッとかはなく、
さほど体に圧を感じない優し~い施術なのに、段々と気持ちよくなり、

「明日の朝やな、、朝には、、」と呟く院長。

痛みはすぐには引かないけど、明日の朝にはかなり楽になっているはずとのこと!
(『すぐに治してあげたい、でも少し辛抱やで』という院長の心の声、優しさが伝わり、ほろり。。)

バスに乗るのも一苦労の状態から、帰りには小走りできるほど回復していました。

ややこしい体だから、
後遺症とは一生付き合うもの、

そんな余計な設定、思い込みが、

それを当たり前にするところだった!

大変だけど、

**痛みに耐えられるわたし

ガマンできるわたし**

そんな設定いらーーーん!

後日友人Sに報告すると、
「自分の素晴らしさをどこに見出してるの!
あなたの素晴らしさはそんなところじゃないのよっ!」

ひえ~~~💦
どんだけMだったの💦

夢だった京都移住も、ムリと思えば一生ムリだった。
夫から離れ、家を手放すことを決めた。
決めたら、どんどんシンクロが起きて、どんどん引き寄せが起きた。

今回の引き寄せは半端なかったな~!!

引き寄せはもう古いなんて言われていたけど、引き寄せ、シンクロは、願いが叶うプロセスには必ずやってくる。

自分に課した「いらん設定」は、まだまだ出てきそうだけどw

あれほど当たり前だった後遺症は、2回の施術でほとんどよくなりました。
自分でも信じられないけど本当です。
今では、どこも診てもらうところがないくらいだけど、ひとつ終わると別のトラウマが出てきて、自覚症状のなかったところまでアプローチすることで、どんどん健康になっています。

病は氣から。

痛みも氣から。

※今回のストーリーは、ゆーこちゃん(https://ameblo.jp/112255noah/)と院長の賛同を得てアップしました。

沖野施術院さん、今後ともよろしくお願いします♪
https://okino-chiro.com/

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